【なぜ安い店に?】低価格の美容室に上手い美容師がいる理由

安い美容室 上手い美容師

こんにちは!コウキです。

今回は『低価格帯サロンに【上手い美容師】がいる理由』についてお話していきます。

 

まず初めに、

【低価格帯サロンの美容師は下手】と言っているわけではありません。

 

しかし、

元々は『カット料金1万円』とか取っていた美容師がたまにいます。

 

そんな人がなぜ『カット料金2千円代』の美容室で働いているのか…

明らかに単価が下がっていますよね。

 

今回はその辺りを詳しくお話していきますね!

それでは早速見ていきましょう。

まず大前提として、誤解して欲しくない事

まずは大前提です。

・低価格帯サロンで働いている美容師は、みんな下手

・カット料金は、カットの上手さに比例する

という事は断じてありません!

 

それは否定させて下さい。

 

しかしながら、

一般的にはやはり

・低価格帯サロンには、下手と思われる美容師の方が多い

・カット料金が高い美容師は、上手い人が多い。
 もしくは人気がある

 

という事も事実であると思います。

 

では、本題です。

 

元々、

カット料金が1万円近くしていた美容師でも

カット料金が2千円くらいの低価格帯サロンで働いている人もいます。

 

技術もあり、人気もあるハズなのですが…

低価格帯サロンがダメなワケではないのですが、

そこまで価格を落として働いているのは不思議ですよね?

 

これには

【給料】が大きく関係しています。

 

低価格帯サロンの方が【給料】が高い?

美容室の給料システムは色々とありますが、

もしかしたら、

低価格帯サロンの方が【給料】が高い可能性があります。

 

…不思議ですよね。

 

これは、美容師の働き方も関係していて、

今までは【正社員】

低価格帯サロンでは【業務委託】

で働いている可能性も高いです。

 

業務委託では【給料】ではなく【報酬】という形で支払われるので、

決められた【固定給】というものがないんですね。

 

業務委託は【個人事業主】となります。

(業務委託については、少し美容師向けの内容になりますが、是非こちらもご覧下さい)

【美容師の働き方】業務委託サロンで働くメリット・魅力とは

 

なので、

・やればやるだけ

・売り上げが多ければ多いだけ

自分の【報酬】がポンポン上がります。

 

これは正社員でも同じじゃないの?

と思うかもしれませんが、

正社員の場合は、実はこうでない場合が多いです。

 

『一人指名が増えた!』

『ちょっと売り上げが増えた!』

だけでは簡単に昇給しないんです。

 

なので、

『自分のカット料金は高いのに、自分には反映されないで、

お店ばっかり儲かって何だかなぁ』

と感じている美容師が、

低価格帯サロンで業務委託として働くケースもあります。

 

 

 

ちなみに、同じ個人事業主でも、

自分の指名のみを担当する【面貸し】という働き方もありますが、

面貸しの場合は、自分でカット料金を設定できるので、

むしろ以前のカット料金よりも少し上げる美容師が多いです。

(面貸しについてはこちらをご覧下さい)

【美容師の働き方】面貸しのメリット・魅力とは

 

なので、

低価格帯サロンでそのままの料金で働いている美容師は、面貸しという事はなさそうです。

 

業務委託サロンでは、

通常の正社員で働いていた時よりも頂ける【報酬】は上がります。

(雇用ではないので【給料】という言い方はしません)

 

なので、

『低価格帯サロンで働いている』

という理由になります。

 

低価格帯サロンの方が働ける時間が長い?

低価格帯サロンは、朝のミーティングや掃除など、時間をかけてやりません。

これらが全くない場合もあります。

 

そして何といっても、正社員は営業開始『前』と『後』で

後輩の技術指導

があります。

 

これが毎日のように2~3時間以上やるわけですが、

この時間は給料が発生しません。

 

この時間を業務委託の働き方で、お客さんを担当していれば、そのまま報酬になります。

 

なので、お店にいる時間が同じでも、

業務委託として働く方がどんどん報酬が上がるワケなんですよね。

 

人間関係も影響している?

正社員の場合は、人間関係があまり良好でない可能性もあります。

それに加えて後輩指導…

後輩がまた上手く言う事を聞いてくれなかったり、

上の人間の考えに疑問を抱いたり…

 

これがストレスとなって、

その美容師自体の技術は素晴らしくても、辛くなってくるケースもあります。

 

それに比べて、低価格帯サロンの業務委託の働き方は

人間関係が良好

なケースがほとんどです。

 

・後輩指導もない

・周りも業務委託なので気を遣わない

・空いた時間は何してても良い

・全て自分次第なので、自分の技術がしっかりしていれば仕事自体が楽

 

などなど、メリットはたくさんあります。

 

これらのメリットも、

・カット料金1万円取っていようが

・どんなに技術があろうが

普通に正社員で働いていた頃にないメリットなので、

低価格帯サロンに流れる理由にもなります。

 

まとめ

・低価格帯サロンにも、上手い人はいる

・以前のカット料金や単価を落としてでも、低価格帯サロンの方がメリットがある場合がある

・実は低価格帯サロンの方が、もらえる報酬(給料)が高かったりする

・人間関係も楽になる場合もある

 

という事になります。

 

これが、

カットが上手い人が低価格帯サロンにいる理由。

 

つまり

『こんなに上手い人がなんで、この料金でやっているの?』という理由になります。

 

正直、現状では低価格帯サロンが流行っています。

低価格帯サロンにも、

通常サロンにも、

高級サロンにも

それぞれメリットがあります。

 

しかし近年は、

【低価格帯サロン】に【高級サロン】のような仕上がり・サービスを求める方が増えているといいます。

 

しかし、

これはきちんと【区別】を付けた方がいいです。

その事について、次回の記事でお話させて頂きますね!

 

次の記事はこちらです

【低価格サロン】と【高級サロン】はしっかりと区別すべき!

 

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!