デジタルパーマ(デジパー)の特徴!メリット・デメリットは?

デジタルパーマ メリット デメリット

こんにちは!コウキです。

今回は『デジタルパーマの特徴やメリット・デメリット』についてお話していきたいと思います。

 

前回のお話では

デジタルパーマの工程や原理、モチなどのご説明をさせて頂きました。

【デジパー】デジタルパーマって何? 通常のパーマとの違いは?

 

一見、かなり良さそうなデジタルパーマにも

メリットだけでなく、デメリットがあるんですね。

 

それでは早速見ていきましょう。

デジタルパーマの特徴

これは、多少メリットと重なるものがあるのですが

まず前回お話した毛髪の内部構造変化による

『ウェーブのモチの良さ』

ですね。

 

あとは、通常のコールドパーマよりも質感が柔らかいので、

仕上げ方・スタイリング方法により

毎日違うスタイルが楽しめるのも魅力です。

 

基本的には

『コテ』や『アイロン』で巻いたような

立体的で弾むようなクルンとしたスタイルを創るのに適していました。

(いわゆる【巻き髪】ですね)

 

しかし、今では

・外国人風のフワフワしたスタイル

・波打つようなウェーブスタイル

も創れます。

 

デジタルパーマが出始めの頃は

仕上がりの髪の質感が固くなってしまうのがデメリットでしたが、

今のデジタルパーマの仕上がりは非常に柔らかいです。

 

これは薬剤の変化、機械の進化、美容師の技術向上によるものです。

 

特徴を簡単にまとめると

・モチが良い
(3ヵ月~6ヵ月、もしくはそれ以上)

・仕上げ方・スタイリング方法により違うスタイルが楽しめる
(美容室で仕上げた巻きの強さよりもウェーブを強くしたり、
逆に、気分により軽いストレートにする事も可能)

 

ということが特徴になります。

では次に、メリット・デメリットを見ていきましょう。

 

デジタルパーマのメリット・デメリット

まずはザックリと…

 

メリット

・モチが良い

・仕上げ方、スタイリング方法により違うスタイルが楽しめる

・お手入れが簡単

・縮毛矯正やストレートパーマをかけていてもその上から施術可能

 

上記の上から2つは先程ご説明させて頂いたので省略します。

 

お手入れが簡単

これは、髪が濡れている状態で

捻って乾かしただけで、

簡単にコテで巻いたようなウェーブスタイルが創れます。

 

普段、毎日コテで巻いていた方もコテがいらなくなるので非常に楽です。

 

それと、

コールドパーマはなるべくパーマが伸びないように少し気を遣って乾かさなければいけませんが、

デジタルパーマは

気を遣わないで乾かす事ができるので気持ち的のも楽です。

 

縮毛矯正やストレートパーマをかけていてもその上から施術可能

 

コールドパーマは縮毛矯正をかけている方にはかかりません。

 

しかし、

デジタルパーマの場合はかけれます。

これも大メリットです。

 

真逆の事をするのでやはり負担はかかりますが、これはとても嬉しいですね。

『根本が縮毛矯正』『毛先がデジタルパーマ』

という、ストパーカールというスタイルもできます。

 

デメリット

・できないスタイルも多々ある

・髪の根本付近にはかけれない

・短期間での繰り返しの施術が難しい

 

簡単に1つずつ見ていきます。

 

【できないスタイルもある】

ショートスタイルやソバージュの様な

・細かいカール

・リッジのある小さいカール

は、基本的にはできません。

 

【髪の根本付近にはかけれない】

ロッドが熱くなるので、

根本付近からのウェーブはつけれません。

 

つまり

・トップの方にボリュームを出すようなスタイル

・ふんわりボリュームスタイル

にも向いていません。

 

【短期間での繰り返しの施術が難しい】

そもそも、パーマのモチも良いので短期間で掛ける必要はありませんが

美容師の技術がイマイチだった場合、納得いかなかった場合に掛けなおすというのが難しいです。

 

イマイチな仕上がりでも熱は当てています。

熱によるダメージは、少し特殊なので短期間でかけてしまうとダメージも出ますし質感も固くなります

 

これらがメリット・デメリットになります。

それともう一つ、

よく他でメリットとしてご紹介されているのが

 

『今までパーマがかかりづらかった方でもパーマがかかりやすい』

というのをよく見ますが、それは僕個人的な意見ではメリットでもなんでもないです。

 

単純に美容師の技術・知識不足です。

 

もちろん、髪質によりパーマがかかりにくいというのはありますが、

現在の薬剤でかかりずらい、かからない等の仕上がりに影響が出るような事はありません。

かかりにくい方は、せいぜい通常の時間より5~10分長く時間がかかるくらいです。

なので今現在、これはメリットとは言えないです。

 

まとめ

・デジタルパーマはモチが良く自分の仕上げ方で違うスタイルを楽しめる

・縮毛矯正をかけている方にも施術可能

・根本付近にかけられない・できないスタイルも多々ある

 

という事になります。

 

ややデメリットというか、

できないスタイルもあるので、担当の美容師と良く相談してほしい施術メニューですね。

 

デジタルパーマをかけてみたいけど、

やりたいスタイルによって通常のコールドパーマの方が良い場合も結構ありますから。

 

『コールドパーマかデジタルパーマか…』

まだ迷っている方に次回の記事で、

それぞれの比較や、創りやすい・向いているスタイル等をお話していきますね!

 

では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!

 

デジタルパーマのお手入れについてはこちら

デジタルパーマのスタイリング方法・乾かし方やテクニックは?

 

次の記事はこちらです

通常のパーマとデジタルパーマ(デジパー)…どっちが良いの?