ズバリ、美容室はどのお店も全体的にブラック企業なのか?

美容室はブラック企業

こんにちは!コウキです。

今回は『美容室は、どのお店もやっぱりブラック企業なの?』という事についてお話していきます。

 

世間一般的な美容師のイメージだと

『美容師って、朝から晩まで仕事して大変そう』

『給料とか低いんでしょ?』

『休みがなさそう』

 

この辺りを、まず最初に考えると思います。

 

つまり

【ブラック】なの?

という事ですね。

 

実際はどうなのか?ぶっちゃけてお話したいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

美容室は基本的にブラック?

上記で最初にお話した通り

『色々と大変そう』な美容師。

 

他の一般的なサラリーマンやOLさんと比べて、

いわゆる【ブラック】なのか?

 

とりあえず、最初に結論から言います。

 

どう考えても完全に【ブラック】です。

【黒】というか、もう【どす黒い】です。

 

ただただ黒い。

その一言に尽きます。

 

『美容師は素敵な職業』

と思うのは勝手ですが

 

『美容師はブラックじゃない』

なんて考えている美容師…

 

マズイですよ。

 

ちゃんと給料や休日、待遇など

1回冷静になって

他の職業と比べてみて下さいね。

 

比べるときは、ちゃんと比べる事が大事です。

単純な【給与明細の額面】ではないですよ。

 

美容師はブラックではない!と思っている美容師が多い

これ、実はめちゃくちゃ多いです。

 

『給料少ないなぁ』

『休み少ないなぁ』

これくらいは基本的には誰でも考えていると思います。

 

…が、

『ブラック』と考えている人は少ないです。

 

美容師は美容師の中でしか、【給料】【休日】の話をしません。

 

なので、他のお店と比べて

『やや給料が高い』

『歩合が良い』

『夏休みがある』

これくらいの考えしかありません。

 

同じ職業である美容師の中でしか、わからないのです。

 

つまり、言ってしまうと

ブラックの中での話にしかならないのです。

 

他のお店と比べて

『ちょっと給料が良い』

『ちょっと休みが多い』

そうだったとしても、世間一般からみたら

ブラックはブラックです。

 

ブラック企業で働いている人は、麻痺してくる

ブラック企業で根性出して働いている人は、だんだん麻痺していきます。

 

いいですか?

 

慣れてくるんじゃなくて、麻痺してくるんです。

【慣れ】じゃなくて【麻痺】!

 

これは、美容師にも当然当てはまります。

美容師は最初から、どこも待遇はあまり変わりません。

 

『美容師の業界は、これが当たり前』

だと思い、仕事をするんです。

 

そのうち麻痺してきます。

最初から、そのような考えがあるから、麻痺しやすいんです。

 

もちろん、お店によっては

相当酷いところや、ややマシなところ、同じブラックの中でも差はあります。

 

基本はブラックの中でも、

・少しでも待遇の良いところ、

・環境の良いところ

を求めて、美容師はお店を変え続けるんですね。

 

ブラックなのに、問題にならないの?

【問題】には、ギリギリなっています。

…が、ギリギリなっていないんです。

 

これは難しいのですが【グレーゾーン】っていう言い方になっちゃいます。

 

間違いなくブラックは確定なのですが、それが法的に今すぐどう…

ってわけにはいかないんです。

 

なので美容師、つまり労働者は

グレーゾーンという事にされて、働かされているんです。

 

給料も休暇も待遇も何もかも

『抜け道』で、法を免れているんですね。

 

それも、

表には抜け道感を出さずに堂々と。

 

かなり難しい問題で、長くなってしまうので、ここでは全ての詳細はお話できませんが

簡単な一例

 

例えば、

毎日、朝の8時から、深夜0時までお店にいたとします。

実際の営業時間は、10時から21時の11時間。

まぁ一般的な美容室の営業時間ですね。

 

営業開始、営業終了の前後1時間は

営業開始前の9時~10時 『朝礼』『掃除』『準備』

営業終了後の21時~22時 『終礼』『掃除』『ミーティング』

だとして、さらにそれ以外の朝の時間、終電付近までは

『練習』があります。

 

練習する人も、練習を教える人もいます。

で、

実際の給料が支払われる時間は、営業中の時間のみです。

 

つまり、

営業開始、終了の掃除とかの時間や、練習の時間は給料が発生しません。

 

これは、あくまで【自分達の時間】として処理しているんですね。

もちろん、強制的に掃除とかしないといけません。

 

練習も、もはやハッキリ言って強制ですよ。(笑)

 

それでいて、実際の営業時間とされている時間は

時給計算すると、高校生のバイト以下。

(美容師は、よく時給計算します)

 

休憩はなし。(良い所で20~30分)

休みは週1。

有給、ボーナスなし。

夏休みなし。年末年始の休暇は4~5日。

雇用保険のみ。(入ってないところも多い)

 

もっと色々ありますが、

逆に、これのどこがブラックじゃないのか知りたいです。

 

一応、美容師に向けて言っておきますが、

他のサラリーマンも、深夜0時とかまで仕事していて

『自分と一緒』

とか思っていても、その方達は【残業代】が出ていますからね?

 

美容師は出ませんよね?

だって会社からの命令ではなく【自分の時間】なんですから。

自分の時間を使って掃除しているんですからね。

 

まとめ

・美容室はどこも基本的にブラック!
(他の業種と比べて)

・中でも、さらに酷いお店や、マシなお店があるだけ。

・一応、法的にはギリギリ【ブラック】ではない。という事にされている

 

という事になります。

 

はい正直、美容室はブラックですよ。

 

その中で、美容師をやっていくには

・どう自分の待遇を良くしていくか

・給料を上げていくか

そこが結局、自分の力で何とかしなくてはいけませんね。

 

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!

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