こんにちは！コウキです。
今回は『指名が増えない美容師！原因と対策は？』という事についてお話していきます。
美容師向けのお話になります。
どうしても美容師に付きまとうもの…
それは【数字】です。
単刀直入に言うと【売り上げ】ですが
最も大事なのは【指名売り上げ】ですね。
総売り上げ、店販売り上げなどありますが
やはり、指名数＋指名売り上げを伸ばしたいはずです。
しかし現状、
『伸び悩んでいる…』という方が多いと思います。
今回は、なぜ指名が伸びないのか？
原因や対策などのお話をしていきますね！
それでは早速見ていきましょう。
『指名』は嫌でも伸ばさないといけない！
まずは、指名の大切さがわからないといけません。
『指名が大切なんて、そんなの当たり前じゃん』
と思われるかもしれませんが
本当の意味での【大切さ】をわかっている人は少ないです。
指名といっても、様々な形の指名があります。
１，その美容室にいる、あなたを指名
２，特に指名料もかからないし誰でもいいんだけど、たまたまあなたを指名
３，どのサロンに移動しようが、（通える範囲だったら）どこにいても指名
現在のサロンにずっといるのであれば
どの指名でも構いませんが、
『サロンを移動する（別のサロンに入る）』となると
３番の指名が必須です。
３番の指名をいかに多く頂けるか…
これが、美容師にとって大事なことです。
ただ、これは今回の話とは
ちょっとズレてしまうので、また別記事で詳しくお話していきます。
今回の内容は
１番、２番、３番、どれでも良いのですが
とにかく『指名が伸びない』という方のためのお話です。
最初の話に戻すと
『なぜ指名が大切なのか？』
【指名】というのは
あなたの美容師としての【価値】をハッキリと表しているからです。
『どれだけ多くの方に、価値を見出し、還元できているか？』
当然、指名が少ないと、あなたの給料も伸びません。
『還元できていない』という事なので
あなたにも『還元されない』のは当たり前ですよね。
あなたの、
美容師としての存在のためにも、生活のためにも、
絶対に指名は伸ばさないといけません。
なぜ指名が増えない？
なぜ指名が増えないか？
もちろん原因は色々あります。
ですが、大きく分けると…
・技術が足りない
・接客が良くない
この２つですね。
まぁ、誰にでもわかると思います。
では、ここから細かく見ていきましょう。
・仕上がりが悪い
（髪がまとまらない、切り過ぎ、左右の長さが違う、色ムラがある、変な色になった、髪が痛んだ、パーマのかかりむら、ヘアスタイルのモチが悪い…）
・完成時間が遅すぎる
・シャンプーが下手、気持ち悪い
・説明不足
・無愛想、態度が悪い
・失礼な言動
・会話内容を全然覚えていない
・物をよく落とす
・様々な所作
・待たせる時間が長い
・自分で出した雑誌が、そのお客さんの雰囲気とズレてる
・言葉の遣い方が、そのお客さんの雰囲気とズレてる
・カバンや上着の預かり方が雑
・自己満足の仕事
どうでしょうか？
思い当たるものはありませんか？
『ん～、特に思い当たるものなんてないなぁ…』
と思っているなら、マズイです。
だって指名が増えないのですから、原因はあるんです。
『思い当たらない』という事は
自分を客観視できていない証拠です。
それと、
『これは関係なくない？』
と思ってしまってもマズイです。
そのお客さんにとって『関係ないか』なんてわかりませんよね。
お客さんは、想像以上にあなたのことを見ています。
最低限、
『あなたが美容師でないとして、担当した美容師が【あなただとしたら】
次回、正規価格で指名したいか？』
を、考えて下さい。
美容師を長くやっていると
どうしても、本当の意味での【お客様目線】を忘れてしまいます。
しかし、忘れてしまってはいけないのです。
これを踏まえた上で、対策を見ていきましょう。
対策とは
では、対策です。
まず先程同様、大まかに
・技術
・接客
と分けましたが、最低限
【どちらか】は極めましょう。
極める…という言い方は雑ですが
エキスパートになる気持ちで意識しましょう。
『やっぱり技術！』と思うのであれば
ひたすら勉強＆練習。
『接客を大切にしたい』のであれば
とことん自分の接客を見つめ直して、言葉遣いや対応など勉強しましょう。
いずれにせよ、【勉強】です。
『これしたら指名が増える』
なんて裏技はありません。
変な話、どちらかが最低限のレベルであっても
もう片方が優れていたら、指名は増えます。
『技術は…まぁ普通だけど、話がめっちゃ合う！』
『あまり会話しないけど、仕上がりが最高！』
これだけで、自然と指名は伸びるのです。
もう一度言いますが
だからと言って、普通に勉強していては簡単には変われません。
例えば、
『セミナーに行ったその日に、すぐ練習をして、できるまで終わらない』
『自分の立ち振る舞いや、声のトーンなどを撮影してみる』
など、努力は必要です。
現状のままでは、一生変わらない。
かといって、今までできていなかった【技術】【接客】を
いきなり２つとも努力するのは難しい…
なので、どちらか一方を
とことん勉強しましょう。
１人１人、なりたい髪型や、喜ぶポイントは違いますからね！
一辺倒な技術＆接客ではダメです。
最近は『別に、指名いらなくない？』なんて美容師が増えている
ちなみに最近は、
『別に、指名いらなくない？』
なんて考えの人が増えています。
これは、業務委託サロンが増えてきたので
同時に、そのような考えの人が増えたのです。
なぜかと言うと、業務委託の場合は
『新規・フリーをバンバンやっていても稼げる』
からです。
もっと言うと
『新規・フリーをバンバンやっていた方が稼げる』
という人もいます。
そんな人の意見としては
・指名だと、どうしても丁寧にやらなきゃいけない
・指名だと、早く終わらせる事ができない
という考え方ですね。
逆に、
『指名でなければ、とにかく早く仕上げて、その分売り上げも増え給料も上がる』
という事です。
まぁ、この考えだと当然ダメです。
確かに、現状は稼げるかもしれませんが
長い目で見た時、やはりキツくなってきます。
そこから『丁寧に』という風にシフトチェンジしようと思っても
もう難しいです。
【そのやり方】が体と脳に沁みついてしまっているので
変わるのは、厳しいんじゃないか…と思います。
特に、これからは
『１人１人のお客さんと向き合う』という事が
さらに大切になってくると思うので
このような考えにならないようにしましょう。
まとめ
・『指名の大切さ』を、改めて考えてみる
・自分を客観視する。指名が増えない原因は必ずある
・技術、接客、どちらか一方でいいので、極める気持ちで取り組む
・『指名いらない』なんて考えの人が増えているが、この考えはダメ
という事になります。
指名を伸ばすのは難しいです。
ですが、
美容師である以上、必ずやらなくてはいけません。
とにかく考えて、努力して、結果を残す。
意外と頭を使わなくてはいけないので
厳しい仕事だと思いますが、やるしかありません。
『自分を見つめ直す』
これが大切です。
今回の内容の関連記事はこちらです
→【美容師向け】基本的にブラックな美容業界で生活していくには
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました！！
次の記事はこちらです
→美容室で空調（エアコン）の温度は変えられる？我慢するか言うべきか
名前：コウキ
