【ん?】『仕事をバックレたい…』という美容師さんの相談。メリット&デメリットは?

仕事をバックレたい

こんにちは!コウキです。

今回は『仕事をバックレたい…というご相談』というテーマでお話していきます。

 

こちらは、ご相談頂いた内容になります。

ご相談者様は、美容師をしていて

現在勤めているサロンを辞め、違うサロンに移りたいそうなのですが…

 

その辞め方が「話し合いで退社」ではなく「バックレる」という方法で考えているみたいですね。

 

『バックレたい!』なんて、面白いですよね。(笑)

しかし、気持ちはわからなくありません。

 

では、バックレても大丈夫なのか?

バックレ退社によるメリット・デメリットはあるのか?

どうしても、辞めれないなら…

 

美容師とバックレ退社についてお話していきますね!

それでは早速見ていきましょう。

美容師はバックレ退社が多すぎる!

正直、美容師はバックレ退社が多すぎます。

 

ここで言う「バックレ退社」とは

オーナーや代表などの責任者に、退社の旨(むね)を伝えず

ある日からいきなり出勤しなくなった…

そして、音信不通になった…

 

という辞め方です。

 

他の職業でも、多少はこのような辞め方をする人もいるみたいですが

美容師は異常なくらい多いです。

 

僕もかなりの数のバックレ退社をする人を見てきました。

 

ちなみに、関連記事であるこちらも見て下さい

【異常】今日もどこかで美容師がバックレている。

 

では、この方法での退社は大丈夫なのか?

見ていきましょう。

 

バックレ退社は大丈夫?

では結論です。

もちろん、ダメです!

 

基本的には、絶対にやっちゃダメです!

(基本的には…と言っているのには理由があります。

その理由は後半で)

 

『でもバックレる人が多いんだから、別に大丈夫じゃない?』

と思いますよね?

 

確かに、大丈夫かもしれません。

あなたの今後の仕事において、もしかしたら差し支えないかもしれません。

 

しかし、そういった問題ではありません。

 

社会人として~

一般常識として~

なんて言いたくありませんし、言うつもりもありません。

 

これは『プロ意識』の問題です。

 

プロとして、どうなのか?

を考えましょう。

 

スタッフがいなくなるとお店が回らない~

他のスタッフが大変になっちゃう~

なんて事でもありません。

 

美容師としてプライドを持ってやっているのであれば

ちょっと考えてみましょう。

 

バックレ退社のメリット・デメリット

バックレ退社のメリット・デメリットを見てみます。

気になりますよね。

 

メリット

・わざわざ、『辞めたいです』と上の人間に言わなくて済む

・バックレたその日が超ラクだし、解放された気分になる。
(ただし、当日のみ)

 

これだけです。

正直、大したメリットではないと思っています。

 

デメリット

・バックレたその日の夜らへんから、不安な気持ちに襲われる

『次の日の出勤はどうしよう…。次の職場はどうしよう…』

『外でスタッフに合ったら?お客さんに合ったら?どうしよう…』

『代表やオーナーから電話がかかってくるんじゃないか?

家に来るんじゃないか?』

『もしかして法的にアウト…?訴えられる…?』

『自分のお客様に伝えてないから、次のサロンでは指名が0から…』

 

・次の職場に行っても、簡単にあなたを見つけられる

現在、ホットペッパービューティーやネットで名前を検索すると

簡単にあなたの名前が出てきます。

 

そうした検索で

『あ、あいつ今ここで働いているんだ』

と前のスタッフや代表にバレ、最悪の場合、そのサロンに電話がかかってきます。

 

そうした不安の中、働くのなんて嫌ですよね。

 

・バックレ癖がついちゃうかも

次のサロンで、なにか嫌なことがあったら

『バックレればいいや』

と考えるようになってしまいます。

 

前回バックレて、その後不安になった気持ちなんて忘れて

現在の嫌なことから逃げたいと思うようになります。

 

すると、いつまで経っても

逃げ続ける人生になってしまいます。

 

美容師は、自分のお客様があっての給料ですから

歳だけ重ねて、一向に給料アップは見込めません。

 

…どうでしょう?

想像してみて下さい。

 

これだけのデメリットで充分なくらい

バックレ退社はする価値がありませんし、できないハズです。

 

しかし

『バックレても良い!』と僕も思う状況があります。

 

しかし、状況により…

バックレても良い状況は

『現在のサロンが、あまりに酷かったら』

『辞めたい!と伝えているのに、辞めさせてもらえなかったら』

です。

 

美容室によって、働き方や雇用条件、待遇や手当などが全然違います。

 

社会保険はおろか、雇用保険にも加入しておらず

なんなら交通費も自腹で出させるサロンもあります。

 

それにドライヤーなどが壊れたら弁償…

売り上げアップのためなら、どんな手段も問わない…

 

このような、

『お客様のことも』『スタッフのことも』考えていないサロンも多くあります。

 

雇用をしているのであれば、スタッフを守ることや大切にすることなんて当たり前です。

 

雇用する側も、される側も感謝しなければいけませんが

雇用する側が、一方的に雇用者に不利な条件を突きつけるのはダメです。

 

これこそ究極のパワハラですよね。

 

このような状況の場合は、仕方がないと思いますし

サロン側も、バックレた人に対して深追いできません。

 

深追いすると、サロン側のボロが出て

マズイことを理解しているはずですかね。

 

それと、『辞めたいという旨を伝えているのに、いっこうに辞めさせてくれない』場合ですね。

 

「辞めたい!」と言ってすぐ辞めるのは難しいかもしれませんが

例えば1年経っても辞めさせてくれないのは、おかしいです。

 

完全にサロン都合なので、その事実があれば

バックレても良いと思います。

 

これらの状況は

あなたが「うつ病」になって、社会に出られなくなることを想定すると

『逃げても良い状況』だと思います。

 

美容室は超超超ブラックなところが多いですからね。

 

…しかし、上記の内容は個人の見解です。

バックレ退社は良くないことであることは間違いないので

あくまで自己責任でお願いしますね!

 

まとめ

・美容師のバックレ退社は非常に多い

・もちろん、基本的にはやっちゃダメ!

・大きいメリットは特になく、デメリットはでかい

・状況により、バックレも良い状況はあるが、あくまで自己責任

 

という事になります。

 

なんにせよ、まずは「辞めたい!」という旨を伝えましょう!

そこで案外スムーズに進むかもしれませんし

 

お店側が

『辞められたら困る!』ということで

あなたの待遇を良くしてくれるかもしれません。

 

『バックレたい』

という考えは、いったんナシの方向のほうが良いですね!

 

今回の内容の関連記事はこちらです

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!