こんにちは!コウキです。
今回は『ストレートパーマ』についてお話していきます。
意外と知らないであろう【ストレートパーマ】
『縮毛矯正と同じ』
と思っている人も、少なくはないと思いますが
実は
【縮毛矯正】とは違うのです。
今回の記事では、まず
そもそもストレートパーマとは何か?という事や
その役割・目的・工程について、話していきます。
縮毛矯正の記事はこちらです
→【ほとんどの人がかけている?】今さら聞けない『縮毛矯正』について
それでは早速見ていきましょう。
ストレートパーマって?
ストレートパーマとは、その名の通り
【髪をストレートにするパーマ】です。
…と言いたいところなんですが、
『それって縮毛矯正じゃないの?』
と思いますよね。
実は、ストレートパーマは厳密には
その方の元々のクセを伸ばすのではなくて、
パーマをかけた髪の【パーマ落とし】として使われていました。
なので、その事を知らずに、ストレートパーマで予約して
縮毛矯正にメニュー変更された方も多いと思います。
ただ、
基本的にはこの『パーマ落とし』の役割で、本来のクセは伸びない。
とされているのですが、
正直、やり方によっては普通に伸びます。
クセが頑固で強めだったりすると、伸びは期待できませんが
ストレートパーマの方が良い場合もあります。
縮毛矯正の弱いバージョンだと思ってもらっても大丈夫です。
ストレートパーマの工程
工程は至ってシンプルです。
1,最初の薬(一剤)を塗布する
2,軟化(結合が切断されているか)チェックしたらよく洗い流す
3,乾かさずに固定の薬剤(二剤)をつけて時間をおく
4,シャンプー台で洗い流して完了
という流れになります。
大まかな縮毛矯正との工程の違いは
・アイロンを使わない
・一剤を流した後に乾かさない(美容師によって軽く乾かす人もいる)
くらいですかね。
ちなみに、使用する薬剤もほとんどの美容室が、
縮毛矯正と同じ薬剤を使っています。
なので、縮毛矯正との違いは
上記の2点くらいですね。
それと、
アイロンを一部分でも、軽くでも通した場合は縮毛矯正になります。
アイロンを一切使わず、ブラシを使ったブローで完全に乾かしていた場合は…
ブロー矯正といって縮毛矯正と同じ扱いになる可能性があります。
なので
料金も、おそらく縮毛矯正の料金になると思います。
(これはお店によって違いあり)
一般的にはストレートパーマは
縮毛矯正よりも安く施術を受けることができます。
ストレートパーマによるダメージは?
以前、縮毛矯正のお話で
『縮毛矯正は美容室の中でも1~2位を争うダメージが出る』
と、お伝えしましたが
ストレートパーマは工程もシンプルでアイロンを使わないから、
『ダメージは、そんな出ないんじゃないの?』
と思うかもしれません。
しかし、
最初の一剤を縮毛矯正とほぼ同じものを使って、同じ原理なのでダメージは強めです。
つまり、この
一剤を使用すること自体に、ダメージ・負担を大きくする要因という事です。
もちろん、縮毛矯正は
そのデリケートな髪の状態から高温のアイロンをしていくので、
ダメージの強さは言うまでもありませんが、
ストレートパーマも大きいダメージが出ます。
アイロンによるダメージよりも、
ストレートパーマ・縮毛矯正の【一剤】が大きなダメージ要因という事を頭の片隅にでも入れておきましょう。
まとめ
・ストレートパーマは元々『パーマ落とし』の役割
・ただ実際にはクセもある程度伸びるので縮毛矯正の弱いバージョンみたいな感覚
・縮毛矯正よりも安く施術を受けられる
(一部分でもアイロンやブローをしていたら縮毛矯正料金になる可能性あり)
・工程はシンプルで、縮毛矯正と比べてアイロン作業とドライ作業がない
・一剤によるダメージが大きいので、やはりダメージは出る
という事になります。
ストレートパーマが、実は『パーマ落とし』だったなんて知らないですよね?
ただ、実際には
ゆるめのクセだったり、単純なボリュームダウンなど
縮毛矯正に比べるとダメージを抑えられるので、ストレートパーマの方が良い場合もあります。
その辺のお話や、メリット・デメリット、注意点、向いている方などのお話は次回以降にご説明していきます。
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
→ストレートパーマのメリット【自然なボリュームダウンが可能?】
【ストレートパーマ】について、先回りして色々知りたい方はこちらから
→ストレートパーマのデメリット【実は美容師によって差が出やすい?】
→ストレートパーマの注意点・気になる事【とれて(落ちて)くるの?】