【年収の悩み】美容師スタイリストの給料は…?低すぎてヤバイ…。

美容師スタイリスト 給料

こんにちは!コウキです。

今回は『美容師の給料 ~スタイリスト編~』として美容師スタイリストの給料事情をお話していきます。

 

前回は【美容師アシスタント】の給料を見ていきました。

美容師アシスタントの給料が厳しすぎる…【絶望的年収】

 

とても貯金などできる数字ではありませんでしたね…。

 

では、やっとの想いで、スタイリストデビュー!

『お客様の髪を切れる!』

 

となったら【一人前】として、お給料にどのように反映されるのでしょうか?

 

それでは、ワクワクしながら見ていきましょう。

美容師のアシスタントからスタイリストへ

まずは簡単に、美容師の【アシスタント】と【スタイリスト】で、どのような違いがあるか見てみます。

 

基本的には

 

アシスタント

…見習い。

お客様の髪を切ったり、一人で担当する事はできない。

主に、スタイリストの手伝い。

 

スタイリスト

…一人前。

お客様の髪が切れ、担当する事ができる。

 

という事で理解してもらって大丈夫です。

 

要するに、アシスタントという見習い期間で、技術・知識をつけ、

オーナー・店長・その他のスタイリストから認められたら、

自分もスタイリストになれる。

 

という事ですね。

スタイリストデビューしたての人を

【ジュニアスタイリスト】と呼んだりしますが、ここではその説明は省きます。

 

ジュニアスタイリストの詳しい内容はこちらから

【謎のランク】ジュニアスタイリストってよく聞くけど一体何なの?

 

アシスタントの期間は

お店や、その人の成長スピードによって違います。

・早いお店で2年ちょい

・遅いお店で8年くらい

これは技術クオリティのカリキュラム(練習工程メニュー)によって違います。

 

どのお店も、独自のカリキュラムがあるので、

スタイリストデビューまでの違いが出ます。

 

では、

その見習い期間を経て、どのように給与が上がるのか。

 

見ていきましょう。

 

美容師スタイリストの給料

美容師全体の平均は

 

・美容師全体の平均年収 約280万円

・美容師全体の平均月収 約23万円

・美容師全体のボーナス 0~5万円

と、前回見ていきましたね。

 

前回の記事

美容師アシスタントの給料が厳しすぎる…【絶望的年収】

 

ここで、一つ気にしてほしいのが、

上の平均は美容師【アシスタント】の給料も含まれた数字なのですね。

 

なので、

美容師【スタイリスト】だけで見ると、もう少し平均は上がります。

 

・美容師スタイリストだけの平均年収 約300万円

・美容師スタイリストだけの平均月収 約25万円

 

となります。

…ん?

決して『高く』はないですね…。

 

というか美容師アシスタントの頃から、

せいぜい毎月6~7万くらい増えたくらい…

 

そしてなんといっても、平均ですから、

もちろんこの数字よりも給料が【低い】スタイリストはたくさんいます。

 

というか、

毎月安定して『25万』貰えていれば、充分良い数字です。

 

美容師スタイリストになっても『22~23万』くらいの人が多いです。

 

そして、ボーナスはなし。

 

貰えるところで、年に1回『5万円』貰えればいい方です。

 

残業代もなし。

 

もちろんスタイリストになってからも、

自分の練習・勉強はあり、加えて後輩の練習も見てあげなくてはいけません。

 

そして練習後など、後輩のご飯を奢ってあげたりしたら…

 

あんまり手元に残るお金、

アシスタントの頃と比べても変わらないんじゃないですか…?

 

もちろん、

『歩合制』で自分の売り上げ(指名売り上げ)が増えれば、

昇給も期待できますが、そう簡単にはいきませんし、

昇給額も期待できません。

 

『トップスタイリスト』と呼ばれる人で大体【27~28万円】くらいじゃないでしょうか?

 

そして『店長』でも、幹部手当が【1~2万】のところなんてザラにあります。

 

基本的に店長で、

どんなに頑張っても『35万円が限界』と言われています。

 

しかし、

この35万という数字は本当に厳しく、実際は32~33万円くらいです。

 

年中無休の大型チェーン店の店長クラスだと、このくらいの数字で、

自分の休みは『月2日』あれば良い方だと言われています。

 

現に、僕の知り合いの大型チェーン店の店長は

38連勤して、35万円の給料でした。

 

そこのお店のトップスタイリストは

31連勤して29万円の給料でした。

 

もう訳がわかりませんよね。

 

てゆーか、それを自慢げには話されましたが、普通じゃありません。

というのも

『完全歩合制』でないから、このような数字なのだと思います。

 

ほとんどのところは

『最低保証給 + 極々わずかな歩合』のところが多いので、

頑張れば頑張るだけ『お店の売り上げ』として吸い取られます。

 

それを

最低保証給なしの『完全歩合制』にすれば、自分への給料(報酬)は大きく反映されます。

 

しかし、

最低保証給を設けないという事は『正社員』だと法律に違反するので
(もはや美容師なんて違反しまくりですが)

最低保証給を設けて、歩合額を減らすという事なんですね。

 

んー、

やはりスタイリストになったからと言って豪遊はできません。

 

夢のまた夢です。

 

…もちろん、

信じられないくらい稼ぎまくってるスタイリストも少なくはないです。

所属する『お店』と自分の『結果』次第という事ですね。

 

ここで厳しいのが、

自分の『頑張り』ではなく『結果が全て』という事です。

頑張りは本当に全く関係なく、全て『数字としての結果』です。

 

厳しいようですが【職人】ですからね。

 

まとめ

・美容師スタイリストの平均年収は300万円、月収は25万円

・スタイリストでも月収22~23万円の人はたくさんいる

・トップスタイリストでも27~28万円くらい、店長でも32~35万円くらい

・もちろん例外的に稼ぎまくってるスタイリストも少なくはない

 

という事になります。

 

アシスタントの頃、死ぬ想いで頑張ってスタイリストになっても、

勝手に給料が上がるという事ではありませんでした。

 

そう簡単に給料が上がるものでもありませんし、

上がったとしても微々たるものです。

 

なので、一般的に給料面でみると、

スタイリストになっても厳しいですね。

 

これが現状になります。

それに加えてこちらが待遇面になります。

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!

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