こんにちは!コウキです。
今回は『1度、美容師を離れて復帰。やはりブランクは気になるか…?不安か…』という事についてお話していきます。
ブランクがあって【美容師的】に不安…
ブランクのある美容師は【あなた(お客さん)的】に不安…
どちらの目線でも見ていきます。
ブランクがあると実際、不利なのか?
仕上がりも満足しにくいか?
などなど、気になる点をお話していきますね!
それでは早速見ていきましょう。
ブランクがあると、やっぱり不利?
美容師という職業は
しばらく、ハサミを触っていなかったり
実際にサロンワークをしていないと
結構すぐ鈍ってしまいます。
スポーツ…
特に道具やラケットを持つスポーツなんかと一緒で
1週間くらいハサミを手に持っていないだけで
鈍る人もいます。
そんな中、1年、2年…
それ以上…
美容師として実際の現場で仕事をしていないと
やはり不利ですね。
しかし、1~2年の、技術的な鈍りであれば
すぐ感覚を取り戻せると思いますが
それ以上に、
薬剤の知識や流行りのスタイル、新たな技術を覚えるという意味では
美容師は大変かもしれません。
ブランクのある美容師の不安
先程、お伝えした通りに
1~2年程度であれば、すぐ感覚は取り戻せますが
例えば
5年
あるいは、10年…
なんて方もいるかと思います。
これは、もう完全なるブランクと言ってもおかしくないですよね。
それくらいブランクがあると
技術や接客面、サロンワークの回し方なども不安ですが
『新しい薬剤』
『新しい技術や、その為の機会』
『新常識』
これらも、かなり不安はあると思います。
そこで、これから復帰する美容師は相当な勉強が必要ですね。
実際、
15年のブランクがある美容師を知っていますが
やはり最初は、感覚を取り戻すのが大変そうでした。
薬剤の放置時間…
パーマの巻き方…
新しい薬剤や、新機械の使い方…
さらには、
お客さんがどのような接客・技術を求めているか…
これらを掴むまで、1年くらいかかっていました。
その美容師は、元々、店長でバリバリやっていたみたいですが
15年も離れると、やはり最初は
『上手くいかないこと』
が多かったですね。
しかし、何とか頑張って
今では独立し、売り上げも良いみたいです。
最初は大変ですが、結局は
『遅れを取り戻す』
覚悟での、自分の頑張り次第という事ですね。
ブランクがあるにも関わらず、美容師に戻ってくるくらいの覚悟なので
やはり次は『辞めにくい』のが
かなりの強みです。
ブランクのある美容師に対しての、お客さんの不安
正直、ブランクのある美容師って
不安ですよね。
何が不安かというと、大体は
『髪の仕上がり』
『ヘアスタイルが古くならないか?』
『最近の流行りを知っているか?』
これらが真っ先に、不安になると思います。
そもそも、ブランクのある美容師でも
自分で『ブランクがある』なんて言わないので
誰がどのくらいブランクがあるのか?
を知る事はできませんが
ブランクがある美容師に当たってしまったとしても
心配はいりません。
きちんと、勉強や練習をして
知識を得てから、あなたの担当をしているハズです。
技術も知識も、
『技術力』という点では、不安にならなくて大丈夫です。
ただ、そこに『相性』が乗っかってきますので
それは実際に担当してもらわないと、何とも言えませんが…。
唯一、
『ブランクが相当ある』という事であれば
やはり『年齢もそこそこの美容師』である可能性は高いので
担当する美容師によっては
『どこか古いスタイル』になってしまうかもしれないので
それも『相性』が大事です。
少し似ているお話で、こちらの記事もご覧下さい
ブランクがある分、ベテランの枠に入れていいのか…
というと、ちょっと難しいですが
考え方的な意味では、こんな感じです。
まだブランクのなさそうな若手スタイリストの方が良い?
それすら、相性ですから
そんな事はありません。
『ブランクのあるスタイリストがダメ』
『ベテランスタイリストはスタイルが古い』
そして
『若手スタイリストは、流行りのスタイルにしてくれる』
ここだけ、切り取ると正論っぽいですが
技術力や経験が関わってくるので、そんな事はありません。
ちなみに、若手スタイリストのお話についてはこちらです
→若手美容師の長所(メリット)~ヤル気と流行りはお任せあれ!~
ブランクのある可能性の高い、年齢が上な美容師を避けて
若手スタイリストを指名…
でも良いと思うのですが、
それで満足するかはわかりません。
『ブランク』
というのは、現場に立つ時点で関係はありませんね。
まとめ
・ブランクがあると、最初はその美容師自身、ものすごい努力をしないといけない
・お客さんが何を求めているか…それを察知するのが重要だが、その感覚を養うのは、簡単なことではない
・お客さんからすると、不安だと思うが、
『ブランクのせいでどうこう』という事にはならない
・若手スタイリストを指名するのが無難か?
と言われれば、当然、そんな事もない
という事になります。
【ブランク】というのは、少々ネガティブな言葉に聞こえますが
『それでも、美容師に戻ってきた』
という覚悟と決心のレベルが非常に高いので
中途半端にやっているスタイリストよりも
よっぽど成長すると思います。
もう、美容師を辞めないはずですからね。
美容師からしても、お客さんからしても
【ブランク】は、あまり気にする必要がありません。
今回の内容の関連記事はこちらです
→同じ美容室のスタイリストを、全員1回ずつ指名してみるのはアリ?
→【美容室で】指名しない場合ってどんな人が担当するの?美容師の決まり方
→【何歳まで現役で仕事ができる?】正直、美容師としての寿命は?
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
→【美容師のダブルワーク】副業とは違うの?いつ、どんな事をしている?