こんにちは!コウキです。
今回は『正しいドライヤーの使い方』という事についてお話していきます。
前回の『ドライヤーの本当の目的』では
【ドライヤーの大切さ】【乾かす理由】
を説明していきましたが
今回は少し具体的な『使い方』についてお話していきますね!
→【ドライヤーの本当の目的】乾かすのではなくキューティクルを閉じる
ドライヤーの【使い方】【乾かし方】も
重要なポイントになってきますからね!
それでは早速見ていきましょう。
ドライヤーの当て方・当てる場所
まず、完全に髪が濡れている状態で
『ドライヤーの当て方』『当てる場所』
を説明していきます。
基本的には、どんなヘアスタイルだろうと
最初に根本を乾かします。
なぜなら根本が一番
・ダメージがなく
・量が多く
・乾きにくい
からです。
人によっては根本を乾かしきっただけで
余熱などで毛先が勝手に乾いてしまう人もいます。
(これは熱が根本から毛先に伝わったためと、ドライヤーの向きを変える時に毛先に熱風が当たるためです)
前髪を下ろしている方は、根本と同時にこの時点で【前髪】も乾かします。
そして、根本が乾いたら
今度は根本から中間部分、毛先に向かって乾かしていきます。
中間部分・毛先の乾かし方
根本や前髪が乾いたら今度は中間部分・毛先を乾かしていきます。
これは
必ず中間部分➜毛先に風が流れるように乾かします。
この流れに逆らって乾かすのはあまり良くないです。
(これは『ドライヤーの本当の目的』の記事で説明した
キューティクルが根本から毛先に向かって鱗状のように覆っているためです。
毛先から根本に流れに逆らって風を当ててしまうと
鱗がうまく閉じなく、ダメージになってしまいます)
髪量が多い方・髪が太い方
髪量が多い方・髪が太い方は、普通に乾かしていると
襟足、またはそのちょっと上らへんが乾きにくいです。
『なかなか乾かないなー』
と頑張って乾かしているうちに
髪の表面や毛先を乾かし過ぎてしまう可能性があります。
これは後でご説明しますが一番良くないです。
それならば半乾きの方がまだ良いです。
毛量が少なめな方・髪が細い方
毛量が少なめな方・髪が細い方は
割と速いスピードで乾きます。
根本を乾かしたら、毛先もある程度乾いていたりもしますし
根本自体の乾きも早いです。
やはり
乾かし過ぎは良くないので早く乾く分思い切って半乾きでも大丈夫ですし
毛先や乾きやすい表面にオイルを塗って乾きにくくすると良いです。
(オイルやミルクを塗ると乾きにくくなります)
乾かし過ぎは一番NG
乾かし過ぎは一番ダメです。
これは、【オーバードライ】と言って結構ダメージします。
髪の内側を乾かすのは
実は結構難しくて
(正確には内側だけを狙って乾かす事)
『内側が乾いたー!』
と思った頃には
表面や毛先を乾かし過ぎている場合が多いです。
これは、内側だけを狙って乾かすのが難しくて
風が無意識のうちに表面や毛先に当たってしまっているのです。
髪の表面や毛先の方が内側よりも痛んでいるので乾くのが早いのです。
それなのに内側に風を当てるのが難しく乾きにくい…。
対策としては
オーバードライが一番良くないので、
オイル・ミルクなどでしっかり表面や毛先を保護するか、
半乾きのままもうやめてしまっても良いと思います。
あれだけドライヤーが大切と言っておいて
『半乾きでやめてしまっていいの?』
と思うかもしれませんが
半乾きになるまでドライヤーを使っているので大丈夫です。
現に
『毎日頑張ってドライヤーで乾かしているのに、なかなか髪が良くならないんです~』
という方より
『えっ、ドライヤーなんか使わないよ』
『ドライヤーなんかパパっとかけて終わり』
なんて方のほうが髪の状態が良かったりします。
(ちょっと悲しいですが…)
なので、
乾かし過ぎには気を付けましょう!
まとめ
・根本(前髪)➜中間部分➜毛先の順番で乾かす
・乾きやすい部分(髪の表面や毛先)はしっかりとオイルやミルクでカバー
・乾かし過ぎは絶対ダメ。半乾きの方がまだマシ
という事になります。
意外と、ドライヤーの使い方って難しいんですよね。
きちんとできている方って、なかなかいないです。
そして、これはあくまで基本的なことで
ヘアスタイルによって、もっと具体的に変わってきます。
特にパーマヘアの方は下記の記事をご覧下さい。
コールドパーマ(普通のパーマ)の方の乾かし方
→パーマヘアのスタイリング方法・お手入れ方法(コールドパーマ)
デジタルパーマの方の乾かし方
→デジタルパーマのスタイリング方法・乾かし方やテクニックは?
当ブログのオススメ【低温ドライヤー】はこちらをご覧下さい
→【低温ドライヤー】ヒートケア60はクセ毛やダメージ毛にも効果的!
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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
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