こんにちは!コウキです。
今回は『美容室のローラーボール(加温機)は何の意味があるの?』という事についてお話していきます。
美容室で、カラーやパーマの放置中に
たまに、頭の上でクルクル回るアレ…
やられた事ありませんか?
アレって、温かいですけど、何の為にあるのでしょう?
必要なのでしょうか?
また、『苦手』という方も少なからずいます。
今回は、美容室のローラーボールについてお話していきますね!
それでは早速見ていきましょう。
くるくる回るアレの名前
タイトルにも、冒頭にも出ていますが
くるくる回るアレの名前は
『ローラーボール』と言います。
遠赤外線による加温が特徴で
その呼び名は、意外と美容室により異なります。
ローラーボール以外にも
・ジュピター
・遠赤(えんせき)
と、呼ぶ美容室もあります。
では、加温してどのような効果があるのでしょうか?
見ていきます。
温めて(加温して)どのような効果があるのか?
これは、簡単に説明すると
ローラーボールで加温する事により
薬剤の浸透スピードが早まります。
それに、浸透しにくい髪の方へも
短時間で浸透させる事が可能です。
なので、主に
カラーやパーマの薬剤の放置中に使われるのですね。
しかし、最近は
通常のカラーやパーマの施術では、使わない美容師が多いです。
カラーで言うと
ブリーチの施術の際に使う美容師が多いですね。
ちなみに、僕も
基本的にはローラーボールを使いません。
これらを踏まえて、
ローラーボールは必要なのか?
見ていきます。
ローラーボールは正直、必要?
ローラーボールは必要か?
これは、現在の薬剤からすると
正直、必要ないかもしれません。
しかし、1台あれば安心なのは間違いないです。
最近の薬剤…
と言ったのは、以前までの薬剤よりも
簡単に言うと『進化』しているからです。
どんな髪質にも対応している薬剤が出ているので
ローラーボールがなくても、
しっかりと理想のヘアスタイルにする事が可能になりました。
以前までは、どうしても髪質により
本当に何をやっても
『カラーが染まらない』
『パーマがかからない』
髪質の方がいました。
そのような方にローラーボールを当て、薬剤の促進をしていたのですが
最近は薬剤の進化により
このような事がありません。
なので、
1台も、ローラーボールを置いていない美容室が増えてきましたね。
新しくオープンする美容室に関しては
ローラーボールがない美容室の方が多いのではないでしょうか?
なので、ローラーボールは
『なくても問題ない』
というのが結論です。
薬剤の放置の際以外にもローラーボールを使う?
実は、薬剤の放置の際以外にも
ローラーボールを使う場面があります。
それは、お客さんの髪が濡れていて
少し待ってもらう時間帯です。
担当の美容師が
お客さんを2人以上かけもっていて
もう片方のお客さんの施術をしていて
あなたの髪が濡れた状態のままの場合
あなたが
『寒くならないように』
『風邪を引かないように』
『少しでも乾くように』
ローラーボールの熱で温めます。
これは、正直
『気休め』かもしれませんが
美容師は
『何もないより』は良いと思い、ローラーボールを当てます。
それで、お客さんが不快にならないように
待ってもらうケースもあります。
もちろん、これはお店のやり方により違いますが
2人以上のお客さんをかけもつ場合で
ローラーボールがあるなら、使用する美容師が多いです。
ちなみに、『ローラーボールが苦手…』
という方は、10人に1人くらいはいるようなので
苦手な方に関しては、当然使わないと思います。
まとめ
・ローラーボールは、遠赤外線による加温の役割
・主に、薬剤の浸透を促進する為。
それ以外にも、髪が濡れた状態で待っている方に対して、温めて寒くならないようにする
・今現在、必要か?と言われれば、必要性は正直なくなってきた
(あれば、使う時もあるかな?くらいの感じ)
・そもそも、お店にローラーボールを置いていない美容室も増えてきている
という事になります。
ローラーボールは、少し前の美容室では
よく見かけましたが
最近は、あまり頻繁には見ないですよね?
これは、やはり薬剤の進化により、そこまで必要性がなくなってきたからなのです。
それに、
『ローラーボールをされるのが好き!』
という方は少ないですしね。
お客さん的にも、美容師的にも
必要性は感じていないのが本音ですね。
今回の内容の関連記事はこちらです
→これからの美容師は英語が必要か…?話せる人が地味に増えている?
→【パサパサ/ツヤがない/ダメージヘア】におすすめのトリートメント5選
→【時間が取れない方へ】できるだけ簡単で楽、そして効果的なヘアケア
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
→【美容師の手荒れ】冬はやっぱり荒れる?リタイアする人も…。