こんにちは!コウキです。
今回は『定価は高いけど、クーポンで安くなる美容室へ行くのは損?』という事についてお話していきます。
最近は、ネット予約の際などで、色々なクーポンがありますね。
定価の料金を見て
『ちょっと高いな…』
と感じても、クーポンで一気に【半額】くらいになる!
なんて事も珍しくはありません。
では、一体それのどこが【損】なのか?
今回は、その辺りのお話をしていきますね!
それでは早速見ていきましょう。
クーポンの種類
クーポンにも色々と種類があります。
・初回限定クーポン
・2回目まで使えるクーポン
・毎回使えるクーポン
『初回限定クーポン』と『2回目まで使えるクーポン』は
それ以降は当然、
【定価】での案内になってしまいます。
今回の場合、このパターンは別に良いんです。
というか、一般的で、最も普通だと思います。
最初は【お試し】という意味で安い。
これは美容室に限らず、どの商売でも、ありますよね。
しかし、今回問題なのが
『毎回使えるクーポン』
なんです。
『毎回使えるクーポン』が損?
毎回使えるクーポンは、なぜ【損】なのか?
これは、
毎回そのクーポンであれば、
『いつ定価になるのか?』
定価の必要性は…?
よ~く見ると、一応【期限】が記載されていて
・今月末まで
・来月末まで
みたいな感じで書かれているはずです。
しかし、
これが来月になっても、再来月になっても、この期限ていうのは変わりませんよね?
なのでずっと使えるクーポンなんですよね?
…では定価は何の為にあるのか?
これは、
定価の設定を高くしておいて、クーポンで
【定価の○○%OFF!】
として、お得感を出しているのです。
つまり、
定価は【お飾り】です。
本当の定価は、そのクーポンの価格です。
なので、
『毎回安くなってお得!』
ではなく、
『単純に毎回、定価払っている』
だけなのです。
最初にお伝えした
『初回限定クーポン』
『2回目まで使えるクーポン』
は、それ以降はきちんと定価に戻りますから、
初回、2回目は確かにお得です。
しかし、『毎回使えるクーポン』に関しては
最初からこの値段が【定価】ですので、
最初からずっと定価を払っているだけなのです。
『価格が変わらない』
というのは安心ですが、
そのお店が割り引きをしているワケではないので、
これといって【得】をしているワケでもないんです。
ただ、このように『毎回使えるクーポン』を出しているお店というのは
元々、その料金がお安いと思うので、
支払う金額だけで見れば
定価に戻るお店に比べると安くはなると思います。
金額的な【損】というワケではありませんが
【得】をした!という考えが損になりますね。
ややこしいですが。(笑)
なぜそんな事をするのか?
その価格が定価なら、なぜわざわざクーポンとして出しているのか?
これは単純な【集客】です。
騙している…ということではなく、
集客効果のある集客方法をとっているだけです。
例えば…
【美容室A】
・カット料金
定価 5000円
【美容室B】
・カット料金
定価 10000円のところ
今ならクーポンで 5000円
…そして、このクーポンが毎回使えるわけです。
毎月、どちらに行っても支払う料金は『5000円』ですが、
美容室Bの方が断然【お得】に感じますよね?
当然、
美容室Bも定価の価格が『5000円』です。
…と、このように【お得感】を出しているだけなんです。
美容室Aは、
『なんだ、クーポンないのか…』
『5000円高いな』
と、なりますが
美容室Bは
『クーポンで半額?!』
『定価10000円なのに、5000円でカットできるじゃん!』
となります。
何度も言いますが、美容室Bも定価が5000円です。
驚きの効果ですよね。
ちなみに、美容室Bのクーポンが
『初回のみ』
『2回目まで』
だったら、シンプルにそのクーポンはお得です。
それ以降は『10000円』になってしまいますからね。
要するに
『10000円』のサービス・技術を『5000円』で受けれる…
という【得】ですね。
厳密に言うと、それ以降も、
お店からのDMなどで、定価よりもちょっと安いクーポンが送られてくるかもしれませんが。
あとは『口コミを書いてくれたら20%OFF』が毎回あったりもしますね。
まとめ
・『毎回使えるクーポン』がある場合は、その価格が元々【定価】
そして記載の定価料金は、お得感を出す為の【お飾り】
・『初回のみ』『2回目まで』など、後からきちんと定価に戻るメニューは普通にお得
・集客のため、このような方法をとっている
・【得】をした!という考えが【損】している
という事になります。
これが【損】をしているカラクリとなります。
『閉店セール!!』
と言って、いつまでも閉店しないお店みたいな感じですね。(笑)
いや、それはちょっと言い過ぎか…
これも立派な集客方法ですからね!
料金に左右されずに、
自分が気に入る美容室・美容師が見つかれば良いですね!
今回の内容の関連記事はこちらです
→【コスパで選ぶ】良質でおすすめのサロンシャンプー&トリートメント5選
→美容師が個人的に考える『良い美容室』と『悪い美容室』の違い
→【美容室】ホットペッパーポイントの使い過ぎって美容師は嫌がる?
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
→初回限定クーポンで、毎回違う美容室に行くのはアリかナシか?