こんにちは!コウキです。
今回は『美容師の働き方』で【面貸し】という働き方についてお話していきます。
おそらく聞いた事くらいはあるかもしれない【面貸し】という言葉。
しかし実際のところ、
詳しく知らない方の方が、まだまだ多いと思います。
なので今回は『面貸しとは?』という事でお話していきますね!
それでは早速見ていきましょう。
『面貸し』って?
面貸しとは、
スタイリストが自分のお客さんのみを、美容室の1席を借りて施術する働き方です。
呼び方は、面貸しの他に
・ミラーレンタル
・ミラーレント
・チェアレント
…みたいな呼び方をしている人もいます。
美容室の『鏡』や『椅子』、つまり『席』を『レンタル』する・される…
美容室の設備の一部を、スタイリストに貸し出す。
という事ですね。
面貸しの特徴
特徴として
・スタイリストの売り上げの『何%』かをお店に渡す
・そこの美容室の従業員ではない、つまり雇用ではない
・業務委託とも違う
・お店に来店するお客さんには関わらない、入客できない
・どのくらいその美容室に金額を収めるかは、最初の契約、交渉により全然違う
これらが特徴となります。
では次に『スタイリスト』と『美容室』のそれぞれの目線でみていきます。
スタイリスト側の特徴
・出勤時間、休みなどは完全に自由
・自分のお客さんのみの施術
・その美容室に来るお客さんには関われない
・売り上げの一部を『美容室』に収める or 使用時間料を支払う
ちなみに美容室に収める金額というのは、
・【売り上げ】から何%かを支払うか
・【使用時間】に応じて支払うか
お店によって違います。
時間貸ししているところは、例えば
『1時間1500円』などで、使用時間によって支払うシステムです。
もちろん、メリット・デメリットは存在するので
また各々、別の記事にて詳しくお話していきます。
→【美容師の働き方】面貸しのデメリット・そもそも指名がいないと…
美容室側の特徴
・空いている席をスタイリストに使ってもらえる
・お店のお客さんをそのスタイリストに振らなくていい
・なのでお店の売り上げ、その他従業員の売り上げは減らない
・人が増える分『活気』は出るし、色々な事をやっている美容室というプラスなイメージをお客さんにも持ってもらう事ができる
毎日、全席常に埋まっている…
というのはなかなか難しいと思うので、
『1席無駄に空いてしまっている』状態で、
どうせなら他のスタイリストに使ってもらった方が無駄にならなくて良い!
という考えです。
それに外部のスタイリストは
勝手にお客さんを連れてきてくれるので、お店側が集客する必要はありません。
そして、そこのお店の従業員が、
外部のスタイリストのヘルプなどをする必要もないので、お店側のダメージになる事はありません。
稼働していない席が使われる事によって、
お店自体にも『活気』が出て、その美容室のお客さんにも【良い印象】を与える
事もできます。
面貸し【専用】の美容室もある?!
『シェアサロン』と呼ばれる【面貸しスタイリスト】専用の美容室もあります。
ですが、まだまだ数は少ないです。
今は、車や家でさえも【シェア】してもおかしくない時代で、
特に美容室に関しても驚く事はありませんね。
通常の美容室でも『面貸し』でスタイリストを募集している所もありますし、
『面貸しスタイリスト限定』で、募集サロンを紹介して、マッチングさせてあげる会社もあります。
面貸しで働く美容師は増えているのか?
実は
面貸しで働く人は、全スタイリスト数で見るとまだまだ少なく、そこまで増えてもいないようです。
『自分のお客さんしか施術できない』
というのが、もしかしたらネックなのかもしれません。
顧客が増える事がありませんからね。
(自信でヘアスタイルなどを発信していたり、お客さんを紹介してもらったりする場合は増えます)
そもそも自分のお客さんが少ないと続けていく事が難しいですし、
お店が変わって、あなたについてきて来てくれるかもわかりませんから。
なかなか
『正社員』『業務委託』と違って、面貸しをチョイスする人は増えにくいのかもしれません。
まとめ
・面貸しとは、美容室の設備の一部を貸してもらって(場所や道具など)スタイリストが自分のお客さんのみを施術する働き方
・お店自体や従業員とは関りはない
・雇用ではなく、業務委託とも違う
・シェア専用サロンもあるが、普通の美容室でも募集しているケースもある
・まだまだ面貸しで働く人は少なく、増えていない
という事になります。
【面貸し】で働く人は、まだまだ少ないんですね。
正直、この先増えて来るのかも予測がつきません。
しかし、
大きなメリットもあるので、自分にピッタリとハマればとても良い働き方だと思います。
詳しいメリット・デメリットは、次回以降に分けてお話していきますね!
次の記事はこちらです
今回の内容の関連記事はこちらです
→【30代の美容師限定】継続か独立か転職…もう最後の選択ですよ!
→【40代の美容師の転職】違う職種への転職は、まだ可能か…?
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!