美容師の言う『感性』とは?必要なの?みんな感性を磨いているのか

美容師の感性とは

こんにちは!コウキです。

まずは、すみません。

かなり久しぶりの更新になってしまいました…。

 

理由としては、美容師としての現場の仕事やその他の仕事

他メディア様の記事監修、新しくスタートするプロジェクトなど

ちょっと多忙でした…。

 

久しぶりに本ブログで記事を書いているのですが

感覚が取り戻せないかもしれないので、いつもとちょっとテイストが違うかもしれません。(笑)

 

では、ここからが本編です。

今回は『美容師の言う感性とは?必要なの?』という事についてお話していきます。

 

こちらは、ご質問頂いた内容になります。

意識高めの美容師なんかは、よく「感性」という言葉を口にします。

 

『感性を磨く』

『感性が磨かれる』

 

ホットペッパービューティーやホームページのプロフィール欄にも

『休日はカフェ巡りで感性を磨いています』

『趣味はアートで、感性が磨かれます』

なんてカッコよく載せている美容師、多いですよね。

 

では、そもそも

美容師の言う感性とは何なのか?

必要なのか?

みんな感性を磨いているのか?

 

それでは早速、見ていきましょう。

美容師の言う「感性」とは?

まずは「感性」という意味そのものを見ていきましょう。

 

感性(かんせい)

…物事を心に深く感じ取る働き。

…外界からの刺激を受け止める感覚的能力。

 

というもので、類語に「感受性」という言葉があります。

 

つまりは

芸術性のあるものや、場の空気感などの周りの刺激やイメージを柔軟に受け入れ

固定概念にとらわれずに、様々な見方で物事を捉えることができる能力

ですね。

 

美容師は、とにかく頭が固いとやっていけません。

この理由は、下記でお話しますね。

 

では美容師は、この意味をきちんと理解できているでしょうか?

おそらく、「感性」という言葉の意味を知る人は非常に少ないと思います。

 

いわゆる「センス」的な意味で考え、「感性」という言葉を使っていると思います。

 

「センス」と「感性」は、非常に似た言葉ですが

1つだけ、ちょっとした違いがあります。

 

それは

「感性」→受信

「センス」→発信

ということ。

 

感性は、さきほどご説明した通り

刺激などを受け取ることを指します。

 

対してセンスは

自分の感じたものなどを、発信することです。

 

細かい話なので、一緒の意味にしても問題はありませんけどね。(笑)

 

やっぱり美容師に感性は必要なの?

美容師に「感性」は必要なのか?

ここで言う「感性」とは「センス」のことですが

このまま、感性という言葉で統一していきます。

 

まず結論ですが

美容師にとって感性は必要です。

超重要ですね。

 

上記で

美容師は頭が固いとダメ。

と言いましたが、その理由がこれです。

 

ヘアスタイルというのは、トレンドがあり

年代や性別、その人その人によって好みが違います。

 

大袈裟に言うと

『男はこの髪型しか認めない!』

『50代の女性はこのヘアスタイルじゃないと変!』

『もう良い年なのに、こんな髪型するの?』

『このカラーは、良さが理解できない!』

なんて美容師、頭が固そうじゃないですか?

 

『昔はこれが流行ってたから、今もこのヘアスタイルで問題ないだろ』

だと、美容師として通用しないのです。

 

こうした偏った考えにならないためには

頭は柔軟にしておかなければいけません。

 

ただ何となく日々を過ごし、年齢を重ねていくと

嫌でも頭(考え)は固くなってきます。

 

そこで、感性を磨く必要があるのです。

 

どんどん自分よりも年下のお客様が増えてくるわけですからね。

頭が固いと、自分が選ばれなくなってしまいます。

 

すると当然、美容師は厳しい世界ですから

「売れない美容師」として、肩身狭く仕事をすることになります。

 

感性とは、生涯美容師をする人にとって

超重要な生命線みたいなものですね。

 

美容師はみんな、感性を磨くものなの?

上記のことから、美容師には感性が必須だということがわかりました。

 

しかし、みんながみんな感性を磨いているわけではありません。

 

もちろん美容師も考えは人それぞれだし

休日なんて、寝て過ごそうが美術館に行こうが、趣味に時間を使おうが

その人の自由です。

 

また、感性はどうやって磨かれるか?

それには答えがないと思います。

 

しかし、「感性を磨いた気になっている人」は非常に多いです。

 

感性は受信的なものですが、結局のところ

自分で頭を使って考えないと意味がない…と個人的には思っています。

 

ただカフェでのんびりして

『感性が磨かれた!』

なんてことはないと思います。

 

『ここのコーヒー美味しかった!センスよくなった気がする!』

そんなわけありません。

 

カフェで言うなら

内装や外装、テーブルやカップ、小物などから

店員さんの雰囲気、客層、BGM

飲み物や食べ物の出し方、見た目や実際の味、お客さんの過ごし方

 

まだまだありますが、これらから何を感じるか?

考えないといけません。

 

ただ『そのお店の評価』をするのではなく

そこから何を感じ、何を学ぶか

そしてそれをどう還元できるか…

 

これらが大事ですね。

 

…あ、話がそれてしまいました。

もう一度言いますが、美容師はみんながみんな

意識的に感性を磨いているわけではありません。(笑)

 

まとめ

・「感性」の本当の意味を理解している美容師は少ない。おおかた「センス」的な意味で使われる

・美容師にとって感性は超重要。
頭を柔軟でないといけない

・みんながみんな、感性を磨いているわけではない

 

という事になります。

 

自分の説明下手もあってか

途中ちょっとわかりにくい部分があったら、すみません。

 

感性に関しては、ちょっと説明が難しいですね…。

 

そして久しぶりのブログ更新なので、微妙な緊張感がありました。(笑)

 

更新が止まってしまったので、お問い合わせからご心配のご連絡をくださった方々

ありがとうございました。

 

またなるべく定期的に更新できるよう、頑張っていきます!

 

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では今回もご覧になって頂き、ありがとうございました!!