【美容師の働き方】業務委託サロンで働くデメリット

美容師 業務委託 デメリット

こんにちは!コウキです。

今回も引き続き『業務委託 part3』として、美容師の業務委託のデメリットをお話していきます。

 

前回はメリットを見ていきました。

【美容師の働き方】業務委託サロンで働くメリット・魅力とは

 

正社員には考えられない魅力的なメリットばかりでしたが、

デメリットはどのようなものなのか…?

 

きちんとデメリットも把握しておく必要があります。

それでは早速見ていきましょう。

美容師の業務委託のデメリット

メリットばかりではなく、やはりデメリットも色々とあります。

 

・自己管理ができないとやっていけない

・技術スピードが必要

・単価がやや低め

・交通費やボーナス、有給などない

・保険料や税金、年金など全て自分で払う

・確定申告を自分でやらなくてはいけない

・個人事業主になるという【本当の意味】を理解する必要がある

 

以上がデメリットです。

では1つずつ見ていきましょう。

 

自己管理ができないとやっていけない

これは絶対です。

 

『自分は大丈夫』と思っていても、いつでも好きな日に休めると思うと、案外簡単に

『休みが自由だー!ヒャッホー!』

と、休み過ぎてしまうかもしれません。

 

休み過ぎてしまうと、もちろん報酬は上がらないです。

 

やればやるだけ報酬は上がります

出勤すればするだけ報酬は上がります

しかし同時に

休めば休むだけ報酬は減ります

 

【全ては自分次第】

仕事を会社に強制されないので、怠けない精神が必要です。

 

もちろん風邪など引いて1週間休んだとすると

(風邪で1週間は休み過ぎですが…)

 

その間、報酬は『0円』ですからね。

 

技術スピードが必要

基本的に業務委託でやる場合、

どんどん、お客さんに入客するようにお店全体の予約を取っていきます。

 

一人のお客さんで詰まってしまって、

他のお客さんを掛け持った場合など、誰も手伝ってくれません。

 

全部あなた一人でやらなくてはいけません。

 

なので、

どんなに難しいオーダーだろうと、髪質だろうと、必ず時間内に終わらせるスピードが必要です。

 

もちろんクオリティは、なるべく下げてはいけませんよ。

 

単価がやや低め

基本的に、業務委託は単価が低めです。

 

なぜなら単価を下げて、お客さんをたくさん呼び込んで、

たくさん施術してお店を回しているからです。

 

なので、お客さんの【数】が大事になってきますね。

 

単価が低いのが、あなた的に気になるのであれば、

ストレスになってしまいますし、

 

『将来は独立!』

と考えているのであれば、その単価に合わせて、独立したお店の料金設定をしないと、

『あれ…?お客さんが思ったより来ない…』

という風になってしまうかもしれませんよ。

 

将来の独立した時の施術料金も頭に入れておく必要があります。

 

交通費やボーナス、有給などない

【雇用】ではなく【個人事業主】になるのですから、会社からの

・交通費

・ボーナス

・有給

は出ません。

 

『交通費』に関しては、条件付きで出してくれるところもあります。

『20日以上の出勤』

などの条件を満たせば出るところもあります。

 

しかし、

これは事前に、そのお店に確認が必要です。

 

保険料や税金、年金など全て自分で払う

報酬が上がったからといって使い過ぎてしまうのはダメです。

きちんと【諸費用の管理】が必要です。

 

この

・保険料

・住民税

・所得税

・年金

などの費用は、全て自分で払わなくてはいけません。

 

これらをきちんと計算して、貯金しておく必要があります。

 

確定申告を自分でやらなくてはいけない

慣れれば簡単な確定申告ですが、

最初はやり方がわからず時間と労力が消費されるのが、この【確定申告作業】です。

 

この日の為に、経費として落とす

・領収書

・帳簿

保管しておく必要があります。

 

この確定申告の知識の為に、色々と勉強する事が多いです。

 

個人事業主になるという【本当の意味】を理解する必要がある

『個人事業主』と聞いて

『なんかカッコいい!』

と思うのは最初だけです。

 

この個人事業主というのは、

実績や、通帳で堂々と証明できる貯金がないと、なかなか暮らしにくいです。

どういう事かというと、個人事業主は守ってくれる人や会社がありません。

 

つまり【社会的信用度】が低いんです。

 

これはどのように影響するかと言えば

・住居の審査が通りにくい

・お金を借りにくい

・クレジットカードが作りにくい…

 

等など、全部『~にくい』ですが、

個人事業主としての実績や貯金がないのであれば、ほぼ無理です。

 

あなたが『その費用を払っていける保証』がありませんから、

これらは全部『払っていけるだろう・返してくれるだろう』という審査しているので、

実績もない・貯金もない人にアレヤコレヤとできません。

 

要するに【信頼】がないですからね。

どれも仕事ですからね。

そんなに甘くありません。

 

こういった意味で、

きちんと【個人事業主】という自覚と覚悟が必要ですね。

 

まとめ

・自己管理ができないと続かないし、その自由さから正社員に戻りにくい

・自分の技術に自信がないと難しい

・のちのち払う税金などをきちんと管理する意識も必要

・【個人事業主】である意味をしっかりと理解し、覚悟しなければいけない

 

という事になります。

 

これらがデメリットです。

 

メリット・デメリット、ともに見て頂きましたが、いかがでしょうか?

きちんと理解して覚悟しないと、正社員の転職とは違うんですね。

 

次回は業務委託を、

もうちょっと深く考えた『注意点』を見ていきますね!

是非ご覧下さい!

【美容師の働き方】業務委託サロンでの注意点。騙されてはいけない事

 

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【美容師の働き方】面貸しのデメリット・そもそも指名がいないと…

『美容師のフリーランス化が増えてきた』という話

 

では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!