こんにちは！コウキです。
今回は『フリーランス美容師はデメリットの方が多い？』という事についてお話していきます。
こちらは、ご相談頂いた内容になります。
最近はフリーランス希望の美容師さんが多いですね。
ご質問者様も、フリーランスになろうと考えているみたいですが
デメリットが気になり、一歩踏み出せないそう…
雇用から個人事業主になるのは、やはり不安がありますよね。
メリットも気になるところですが、今回はデメリットに絞ってお話したいと思います。
それでは早速見ていきましょう。
コンテンツ
フリーランス美容師には、当然メリット＆デメリットがある
美容師に限らず、フリーランスという働き方は
当然「メリット」「デメリット」の両方があります。
というか、どんな働き方でも
メリット＆デメリットは存在します。
雇用だとしても、デメリットはありますよね。
フリーランスになるという事は、簡単に言えば
「雇用」から「個人事業主」になるという事です。
片方のメリットがデメリットになったり
または、片方のデメリットがメリットになる場合も多いです。
あなたの性格や考え方、働く上での理想など
相性などもありますね。
ちなみに、『フリーランス美容師のメリット』というテーマではありませんが
僕が『フリーランスになって良かった』と思ったことに関しては
別記事でお話しておりますので、そちらもご覧ください。
→【個人的な話】気付けばフリーランス美容師になって２年以上経ってた
ちょっと前の記事になりますけどね…。
フリーランス美容師は、デメリットのほうが多い？
では、フリーランス美容師はデメリットのほうが多いのか？
特にそのような事は感じません。
思い当たるデメリットをザックリとお話します。
・誰も守ってくれない（全て自己管理）
・売り上げを上げないと給料が入らない
・働き方について、もっと考えなくてはいけない
・成長意欲を持っていなくてはいけない
・利益を生まない仕事があるので、時間がとられる
・オンオフがなくなるかも
・社会的な信用度が低い
・確定申告がメンドクサイ…
どうでしょう？
大きなもののみ並べましたが、多く感じますか？
では１つずつ見ていきましょう。
誰も守ってくれない（全て自己管理）
雇用の場合は、会社が守ってくれます。
大きな問題から小さなクレームまで。
実際にフリーランスにならないと実感しないのですが
『守ってもらえる』という安心感は、非常に大きいです。
また、個人事業主の場合
会社が守る守らない以前に
店長や他のスタッフがフォローしてくれることもありません。
金銭面から技術的なトラブルまで、あなた１人で対応しなくてはいけなくなります。
売り上げを上げないと給料が入らない
当然、保証されている給料はありません。
極端な話、雇用の場合は
売り上げが「０」でも、決まったお給料がもらえますが
フリーランスになったら
売り上げが「０」であれば、入ってくるお金は当然「０」です。
当たり前中の当たり前の話ですけどね。
それから
交通費や保険料、税金、年金などは全て「あなた負担」になります。
場合によっては、仕事で使う全ての持ち物も
あなた負担になりますから、今までもらっていたお給料以上の報酬を生み出さなくてはいけません。
働き方について、もっと考えなくてはいけない
フリーランス美容師といっても
・面貸し
・業務委託
・派遣
など、美容師として働く中にも「働き方」は色々あります。
正直、僕個人的な考えでは
業務委託や派遣は、フリーランスとは違うかな…
と思います。
集客はお店側がやってくれますからね。
個人事業主ってだけで（業務委託は）、フリーランスとは違う感じがします。
それと、せっかく縛られなくなったのに
今までと同じ『同じ職場の美容師１本』でやるのも
『フリーランスの醍醐味が…』と思ってしまいます。
もっともっと、あなたにとって新たな挑戦をしなくてはいけませんし
頭を働かさなくては、ずっと同じように働くのは厳しいです。
美容師は体力勝負なところがありますからね。
今は良いけど、何十年先も同じようにできますか？
成長意欲を持っていなくてはいけない
学べる環境がなくなります。
技術や情報も、今までよりもアンテナを張ってつかみ取らなくてはいけません。
どんどんトレンドも変わりますし、商材も進化します。
今まで当たり前に入ってきた情報も、自分から動かなくてはすぐ古くなっていきます。
そういった意味で、向上意欲がないと厳しいかもしれません。
鮮度の高い情報をいち早くキャッチし、技術も学ぶ…
フリーランスにとって、現状維持では衰退していきます。
利益を生まない仕事があるので、時間がとられる
事務作業など、直接の利益にならない時間も発生します。
この後にもお話しますが
「確定申告」が１番大きな問題ですかね…。
こまごました部分だと
売り上げ計算やカルテ記入、お客様とのやり取りから各種対応まで
利益は生まないけど、避けて通れない部分も多いです。
オンオフがなくなるかも
上記でもお話しましたが
お客様とも直接やり取りする機会が増えます。
それこそ「24時間」「年中無休」で対応しなくてはいけません。
お客様の予約の調整から、キャンセル待ちの方への連絡。
ラインやメールでの相談も増えるでしょう。
すると、外出先だろうが返事をしなくてはいけないシーンもあります。
もはやプライベートと仕事のオン＆オフは
なくなると思っていた方がいいです。
というか、ハッキリ言いますがなくなります。
社会的な信用度が低い
これは、自分でも想像以上だったんですよね…。
社会的信用度が、ガクッと下がります。
ただでさえ、美容師は社会的地位が低いのに
もっと全然下がります。
すると、どんな事が起こるかというと
・クレジットカードが作れない
・賃貸の物件が借りれない
・ローンが組めない
もちろん、完全に「できない」わけではありませんが
ローンの問題は、かなり厳しいです。
すると
・独立時に店舗を借りられるか？
・家（マイホーム）が買えるか？
『審査がなかなか通らない…』
この問題にぶち当たります。
確定申告がメンドクサイ…
確定申告がメンドクサイんですよね…
それなりの時間がとられます。
そして税金を払わなくてはいけないので
なんだか損した気分になります…
（雇用の場合は天引きだったため）
今まで１年間の領収書を出して整理して計算して…
やっと終わったと思ったら、今度は税金を支払って…
正直、かなりシンドイです…。
『知り合いの個人事業主の美容師は、そんなに大変そうじゃなかったよ？』
という方もいるかもしれません。
それはその方が
そこまでちゃんと確定申告をしていないんだと予想します。
ちゃんとしたら、本当に大変なんです…。
まとめ
・フリーランスは美容師に限らず、メリット/デメリットが存在する
（もっと言うとフリーランスに限らず、どんな働き方にも存在する）
・フリーランスはデメリットが多い…とは個人的には感じない
・全て自己責任になり守ってもらえない、色々なことに時間がとられる、社会的な信用度が下がる…などの問題がある
という事になります。
今回は、デメリットに絞ってお話しました。
どうでしょうか？
できそうですか？
『できる』『できない』は別として
一度経験してみる価値はあると思います。
その上で『向いているか/向いていないか』
『楽しいか/辛いか』を判断してみても良いと思います。
フリーランスになって、雇用に戻ったとしても
得たものは非常に大きいはずです。
その経験が、今後のあなたの役に立ちます。
これは絶対です。
お互い頑張りましょう！
今回の内容の関連記事はこちらです
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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました！！
名前：コウキ
