【美容師が書くお客様カルテ】一体、どんな事が書いてあるの?

美容室でのお客様カルテ 何が書いてあるのか?

こんにちは!コウキです。

今回は『美容師が書いているお客様カルテには、一体どんな事が書かれているの?』という事についてお話していきます。

 

美容室で、お客さんの個人情報を記載している【お客様カルテ】

たまに、

美容師が確認していたり、

何やら書きこんでいたりしますよね?

 

あれって

『一体、どんな事が書かれているのか?』

気になる方も多いと思います。

 

今回は、そんな【お客様カルテ】についてお話していきますね!

それでは早速見ていきましょう。

お客様カルテに書いている内容

お客様カルテとは

担当したスタイリストが

【そのお客さんに関する事】

を自由に書き込めるカルテです。

 

なので、そのスタイリスト別で

『どのような事を、どのように書くのか?』

個人個人で、結構クセが出ます。

 

では一体、どのような事を書いているのか?

それは

 

・髪に関する事

・お客さんのプライベートの内容

・その時の会話内容

・担当したスタイリストが思う、お客さんの印象

 

主に、この4つになります。

では1つずつ見ていきましょう。

 

髪に関する事

まず、これは当然ですね。

 

そのお客さんの

・髪質

・ダメージ

・施術履歴

から

 

・どのようなヘアスタイルにしたか?

・どのようなヘアスタイルを目指していくか?

という事を書き込みます。

 

そして、さらに

・どのような薬剤を使用したか?

・どのくらいの時間をおいて、結果はどうだったか?

これらも重要になってきます。

 

次回、そのお客さんが来店した時に

『前回と同じで』

と伝える事も多いと思いますが

 

その時、

どんな薬を使って、どのくらいの時間をおいて、

結果はどうだったか?

を、知る為に書きます。

 

そして、これは

指名のお客さんで、自分で覚えられる人は書く必要はありません。

ですが、

 

指名ではない場合

書きこんでおかないといけないのです。

 

その理由については、後半でお話していきます。

 

お客さんのプライベートの内容

そのお客さんの

・職業

・出身

・趣味

などの内容も書き込むスタイリストもいます。

 

さらには

・恋愛事情

・既婚かどうか

などの情報もあります。

 

これらは全て、そのスタイリストによって書くか書かないか分かれますが、

かなり細かく書く人もいます。

 

その時の会話内容

その時、どんな話をしたか書き込みます。

 

『夏休みは○○へ行った』

『次の休みは○○へ行く』

 

『このドラマを観てる』

『芸能人の○○が気になっている』

なんて内容も書いたりします。

 

これも、先程の

プライベートな内容と被りますね。

 

ですが、こちらの会話内容になると

カルテに書き込む人がグッと減ります。

 

担当したスタイリストが思う、お客さんの印象

率直な、そのお客さんの思う印象を書く人もいます。

 

『○○に似てる』

『可愛い』

『美人』

『大人しい』

とか、そんな感じですね。

 

これも、書き込む人は少ないですが

『こう書いた方が、次回すぐ思い出せる』

なんて言う人もいます。

 

そのスタイリストの指名でないお客さんは【お客様カルテ】の書き込みは必須

先程の

【髪に関する事】

の内容で、お伝えした話の続きになります。

 

なぜ、そのスタイリストの指名でない場合は

カルテに情報を書き込むのは必須なのか?

 

それは、次回に

【そのお客さんを担当するのは、そのスタイリストではないかもしれないから】です。

 

どういう事かと言うと、

そのスタイリストは、そのお客さんの情報を頭に記憶していたとしても

次回、担当するスタイリストは

一切、そのお客さんの情報がわからないからです。

 

『前回と同じで』

と言われても、

前回どんな薬を使ったか?

どんなスタイルを目指していくのか?

どんな雰囲気が好きで、どんな感じが嫌いなのか?

 

結局、1から聞かなくてはいけません。

 

聞いたとしても

『前回と同じで』とお願いするお客さんからしたら

『なんで、わからないの?』

という風に思われてしまい、

なぜか、その時に担当するスタイリストが悪い感じになってしまいます。

 

そうなると

『前回担当したあいつ…何で書いてないんだよ…』

と、なってしまいます。

 

こうなる事を防ぐ為にも、

指名でないお客さんの情報の記入は

【必須】になってくるんですね。

 

もちろん、自分のお客さんで

情報などを覚えられる場合は、カルテに書こうが書きまいが

自由です。

 

まとめ

・お客様カルテに書きこむ、主な内容としては
【髪に関する事】
【プライベートな事】
【その時の会話内容】
【そのスタイリストが思う、率直なお客さんの印象】

・指名のお客さんで、そのスタイリストが情報を覚えられる場合は、書かなくても良い

・指名でない場合は、次回に自分が担当するとは限らないので
カルテ記入は必須

 

という事になります。

 

お客様カルテは、完全な個人情報ですから、

取り扱いには気を付けなくてはいけませんね。

 

もちろん、第三者に見せる事は100%ありませんので

安心して頂きたいです。

 

このカルテがきちんと記載してあるかどうかで

次回のヘアスタイルの満足度が変わるかもしれませんので

非常に重要ですね。

 

ちなみに、1人の美容師を指名している場合は

カルテに記載してあるかどうかは

そこまで左右されませんからね!

 

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!

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