こんにちは！コウキです。
今回は『美容室の施術料金の値下げの理由は？』という事についてお話していきます。
こちらは、ご質問頂いた内容になります。
ご質問者様の気に入って通っているサロンが、料金の値下げをしたみたいですね。
以前も値下げをしたみたいで…。２回目らしいです。
『集客が上手くいっていないのか？』
『売り上げが悪くて、閉店も考えているのか？』
心配をしているみたいです。
優しいですね。
しかし、気に入っているのであれば
なくなってしまうのは残念です。
値下げには、どんな理由があるのか？
本当に、閉店の危機なのか？
それでは早速見ていきましょう。
２回も値下げをする理由は？
今回の場合、過去にも値下げをしていたみたいですね。
同じクオリティで、値段が下がるのは助かりますが…
なんだか複雑な気持ちになるのもわかります。
では、なぜ値下げをするのか？
おそらくですが、やはり【集客面】が１番の理由だと思います。
『ご新規のお客様が来ない…』
大半の理由はコレです。
その背景には
・周囲の美容室の価格が、そのサロンより安い
・同地域に、新たに安くて良い感じのサロンができてしまった
これが原因だと思います。
そして、２回目の値下げとなると
価格競争に巻き込まれてしまっています。
価格競争に巻き込まれてしまうと…
新規の集客が上手くいかないと、
『うちのサロンは、周りと比べて価格が高いからか…？』
と、まずは価格を見てしまいます。
そうして、値下げをすると
【価格】が原因が場合、一時的には新規のお客様は増えると思います。
しかし同時に、同地域の他のサロン（ライバル店）の新規が減るわけなので
ライバル店も負けじと、さらに価格を下げます。
そしたら、またこっちも価格を下げて…
と、『いたちごっこ』のように
どんどん価格帯が下がっていきます。
これが、いわゆる【価格競争】なのですが
２回目の値下げの場合、ほぼ確実に価格競争に巻き込まれています。
新規の集客はもちろん
２回目以降の来店（リピーター）の獲得も、上手くいっていないのかもしれません。
閉店の可能性は…？
サロンの内部事情がわからないので、確実なことは言えませんが
閉店の可能性も、もちろんあると思います。
それが個人店であろうが、大型店（フランチャイズ店）であろうが…です。
２回目の値下げは、相当焦っている証拠です。
一時的な集客はできても、リピーターを獲得しなければ厳しいですし
元々の顧客の単価も下がっている状態です。
当然、全体の売り上げも良い状態なのかわかりません。
個人店の場合、他になにかしらの事業をしているサロンもあるので
そうしたサロンは、美容室での売り上げはそこまで期待していない可能性もありますが
そのような場合は、やはり無理な値下げを行わないので、このケースではないと思います。
また、大型店だからといって
閉店をしないなんて事はありません。
現に、原宿/表参道にある超有名店が閉店してますからね。
残念ながら、閉店の可能性はあり
そのサロンのオーナー（代表）さんも、その際のことは考えていると思います。
もし閉店してしまったら…
不謹慎ですが、もし閉店してしまったら
担当のスタイリストが、『美容師を続けるか？』を聞きましょう。
もし続ける場合は、そのスタイリストさんについていく事も可能です。
（次に就職するサロンにいく…という事）
まぁその際は、ほぼ確実に
スタッフから連絡があると思います。
そのサロンの雰囲気も気に入っていたのなら残念ですが
最悪、担当スタイリストが変わらないのなら
あなたのヘアスタイルの心配はいりません。
中には
『スタッフ全員と仲が良い』なんて場合もあって
本当に残念だと思いますが…。
閉店をきっかけに
・美容師を辞めてしまう人
・遠くの地域に行ってしまう人
もいるので、通える範囲であれば不幸中の幸いです。
まだ決まったわけではないので、頑張ってほしいところですよね。
また、値下げの理由を直接聞くのもアリです。
２回も値下げをしたとなると
気になって当然ですし、聞かれる事くらい覚悟していると思います。
まとめ
・大半の場合、値下げの理由は『新規集客』ができていない為
・２回目の値下げとなると、価格競争に巻き込まれているし
当然、閉店の可能性も
・もし閉店が決まったら、必ず連絡はある
・担当スタイリストについていく事も可能
という事になります。
気に入っていたサロンがなくなるのは、本当に残念だと思います。
今現在、美容室は飽和状態です。
コンビニや歯医者、さらには『信号機』の数より多いのですからね…。
毎年、多くのサロンが潰れているのが現状です。
なにも、今回のご質問者様の通うサロンのみならず
ほとんどのサロンで『閉店』の可能性はあります。
僕も美容師なので
何て言っていいか言葉が出てきませんが
それぞれが頑張って、お店を続けていくしかありません。
その為には、顧客のお客様との『絆』が大事なんですよね。
この記事を書いていて、ふと改めて思いました。
（今回の内容とはそこまで関係がありませんが、なぜか思いました）
今回の内容の関連記事はこちらです
→【個人店が潰れた】その店のオーナーの美容師は、その後どうするの？
→価格の『高い個人店』と『安い大型店』は、どちらに行くべきか？
→美容室の数が多すぎる！コンビニよりも【アレ】よりも多いって本当？
→美容室の『施術料金』は今のままでいいの？【終わらない価格競争】
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました！！
名前：コウキ
