こんにちは!コウキです。
今回は『美容師は【名刺】も【道具】も、全て自分のお金で払うって本当?』という事についてお話していきます。
美容師は
ハサミやブラシ、手袋などの道具は、必ず使いますね。
もちろん
スタイリストになれば、名刺も必須です。
自分で使う物だけれど、ないと仕事ができませんから
当然、会社負担でもおかしくはありません。
…が、意外と
自費という声もチラホラ聞こえてきます…。
それは普通のことなのか?
早速見ていきましょう。
自分で使う物は、全て自費なの?
労働状況が『雇用』で
なおかつ、仕事で必須の物にも関わらず
自費なんて事は、ありえるのか?
結論を言えば
美容室においては
全額、自費でもおかしくありません。
むしろ、
自費のサロンの方が多いくらいですね。
もしかしたら、
名刺くらいは全額負担してくれるサロンもありますが
100%自費のお店や、半額しか負担してくれないお店も
多くあります。
ハサミやブラシにおいては
大半のサロンが、全額自費ですね。
負担してくれるサロンの方が珍しいです。
仕事で使うものなのに、なぜ自費なのか?
なぜ、全額自費なんでしょうか?
これは、僕もずっと疑問です。
名刺くらいは負担してくれても良いハズですし
ブラシだって、よくよく考えてみれば
会社負担でもおかしくありません。
しかし
そういうわけには、いかないんですね。
『自分で使う物だから』
これが一応、理由になっています。
まぁ、美容室なんて
ほとんど雇用保険しか加入していないし
正社員と謳いながら
雇用保険すら省くサロンも多いです。
まぁ、ハサミやブラシは
百歩譲って良いとして…
中には、
もっともっと酷いサロンもあります。
衝撃!交通費やドライヤーも自費なサロン
今回
雇用形態が『正社員』という事を前提に、お話していますが
なんと
『交通費』や『ドライヤー』も自費のサロンもあります。
さすがに多くはありませんが
これは、ちょっと衝撃の酷さです。
ドライヤーなんて、お店が準備するべきだし
交通費だって、負担すべきですよね。
美容師は、ただでさえ給料が低いです。
(関連記事はこちら
そんな低い給料の中から
『ハサミ』や『ブラシ』などの道具を揃え
毎月
・交通費
・保険料
・住民税
・年金
・スマホ代
を、自分で払わなければいけません。
さらに、一人暮らしの場合
『家賃』『光熱費』もかかりますね。
休日も少ないし、有給もない
ボーナスもないので
ハッキリ言って酷いですよね。
ウィッグ代も自費ですよ
さらにさらに
美容師が練習する『ウィッグ(マネキン)』ありますよね?
あれも、自費になってしまいます。
極端に言えば、
『切ったら終わり』の物なので
練習して上達するためには、たくさん買う必要があります。
ウィッグが一台、
安い物で3000~4000円くらいです。
安い物だと、
毛量が少ない場合があるので
高い物を買う必要もあります。
この『ウィッグ』に関しても
負担してくれるサロンはありません。
もしかしたら、
ちょっと負担してくれるサロンもあるかもしれませんが
僕は知りません。
ちょうど
『カット練習中』のころは
アシスタントで給料も低いし
ハサミを買わなきゃいけないし
ウィッグをたくさん買う必要があるし…
非常にお金を使います。
ハサミやウィッグは
ローンを組んで買う人もいますね。
とにかく、美容師は
なにからなにまで『自費』なサロンが多いのが事実です。
ブラックですよね。(笑)
関連して、こちらもご覧ください。
『そういうものだ』
と、スタッフにすり込んじゃう辺りもブラックですよね。(笑)
まとめ
・名刺や、自分で使う道具は、全て自費のサロンが多い
・中には、交通費も自費だし、ドライヤーなんかも買わなきゃいけないサロンもある
・練習に使うウィッグも、当然自費
・正社員なのに、『なぜ自費なのか?』は、本当に疑問
という事になります。
酷いですよね。
まぁ理解できる部分と
できない部分があります。
ハッキリ言って、おかしい部分も
たくさんあります。
簡単にまとめてしまうと
『ドブラック業界』という事になりますね。(笑)
今回の内容の関連記事はこちらです
→美容師がよく言う『やりがい』って一体何なの?どんな時に感じるの?
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
→ネットで見て美容師が『カッコイイから』『可愛いから』指名するのはアリ?