美容師に『営業力』は必要?居酒屋やカフェ、どこでも名刺を配る?

美容師に営業力は必要か

こんにちは!コウキです。

今回は『美容師に営業力は必要?』という事についてお話していきます。

 

こちらは、美容師スタイリストさんからご相談頂いた内容になります。

ご相談者様の職場に、居酒屋やカフェなど

あらゆる場所で名刺をばら撒き、ガンガン集客するスタイリストがいるみたいです。

 

その人の真似をしたほうがいいのか?

また、そうした営業力は必要なのか?

どうすればいいのか?

といったご相談ですね。

 

正直、美容師は自分(個人)で『営業』している人は非常に少ないです。

 

それでは早速見ていきましょう。

ほとんどの美容師は、個人で営業(集客)していない

まず大前提なのですが

ほとんどの美容師は自分(個人)で営業をしていません。

 

つまり、自分自身で集客をしていない…という事です。

 

サロンに来るお客様というのは

そのサロンを見て来店されています。

 

『あなた』ではなく『サロン』です。

仮に新規で、一回目からあなたを指名したとしても

あなたが集客しているわけではありませんね。

 

また、ヘアスタイルなどをネット上にあげて

そのスタイルを見て来店したのであれば、あなたが集客したことになりますが

発信の仕方にもよります。

 

もし『そのサロンのあなた』として発信したのであれば

それはあなたが集客したことになるか…は難しいところです。

 

しかし、あなたがSNSで個人のアカウントとして発信

それを見てお客様が来店したとすると…あなたが集客したことになります。

 

そして、大半の美容師は

こうした個人の発信ではなく、『サロンに集客してもらっている』という状態なのです。

 

名刺をばら撒いている美容師は、個人で集客している

今回、冒頭のお話ででてきた『名刺をばら撒いているスタイリスト』は

個人で集客しています。

 

要するに、『待っている』状態ではなく

『動いてアピールしている』状態ですので、完全に個人の集客ですよね。

 

こうした美容師は、正直強いと思います。

 

現在、美容室は飽和状態ですし

待っていても、なかなかお客様は来ない状態です。

 

また、ホットペッパービューティなどでアピールしても

・周囲のライバル店も同じように集客している

・掲載料が高い

・新規クーポン目当てのお客様が多い
(再来に繋がらない)

 

などの問題も多く、上手くいくわけではありません。

 

それに、ホットペッパービューティーでの集客って

サロン側が集客を仕掛けているわけではなく

ホットペッパービューティに『集客をしてもらっている』という事になります。

 

つまり、集客を代行してもらっているわけですね。

 

あなた個人としても、サロンとしても集客をしているわけではありませんから

本当に完全に『待っているだけ』の状態です。

 

美容師に営業力は必要か?

美容師に営業力は必要なのか?

これからは必要になります。

 

営業力があればあるだけ有利なのは、間違いないです。

 

しかし手法は様々です。

 

上記の『自ら名刺を配る』のもそうですし

他には

・個人ブログ(サロンのではなく、個人の)

・インスタやYouTube、Twitter

 

やはり鉄板は、『インスタグラム』ですよね。

『YouTube』も増えてきています。

 

どんどん飽和してきてしまいますから、先行利益みたいなところはありますが

後発組でも可能性は全然あります。

 

それぞれメリットは違いますし

各SNSを見る年齢層なども違います。

 

攻め方、アピールの仕方、面白いコンテンツの創り方、目を引くキャッチの創り方…

 

その辺はきちんと考えたほうが良いですが

いずれにしろ、『営業力』は特にこれから必要になってきます。

 

真似した方がいい?

今回のご相談者様の場合、同じサロンのスタッフにこうした人がいるとの事で

『真似をした方がいいか?』

という疑問ですが

これは、真似をしてもいいし違う攻め方をしてもいい…

というのが結論です。

 

というのも、やはりアピールの仕方の『向き/不向き』はあります。

 

不向きなのに無理矢理アピールするのは、アピールではありません。

メリットや強みを魅せるのが『アピール』ですよね。

 

つまり、居酒屋などで名刺を配る行為というのは

誰もができるわけではありません。

 

この『名刺を配る』のも、いきなり見ず知らずの人に渡しているはずはありません。

そんな事したら

サロンの印象も、あなたの印象も悪くなるだけです。

 

名刺を渡す前に、多少のコミュニケーションはあるはずです。

そうしたファーストタッチが上手いはずですから

きちんと考えて集客しています。

 

『真似した方がいいか?』

で真似できるものでもないので、必ずしも同じ手法でなくていいです。

 

また、インスタグラムなどでの発信も

・ヘアスタイルを発信するのか

・ヘアケアの豆知識を発信するのか

・美容室あるあるなどの面白いコンテンツを発信するのか

 

同じ媒体でも、こんなにも違う発信の仕方があり

さらに、各年齢層にささる言葉遣いやスタイルなども違います。

 

『どの手法が向いているか?』

実際にやってみないとわからない部分もありますので

とりあえず始めてみて

ダメだったら止めて、続きそうであれば継続すればいいだけですので

まず、とりあえず行動してみるのが良いと思います!

 

まとめ

・ほとんどの美容師は、実は個人で集客していない

・サロンに集客してもらっているだけだし、なんならサロンが集客の代行をお願いしているケースも

・これからは、個人での『営業力』が必要

・手法は真似しなくてもいい。
自分に向くものだけ見つけて、継続すること!

 

という事になります。

 

にしても、名刺を配りまくれる人って

すごいですよね。

 

僕が前に勤めていたサロンにも、そのようなスタッフがいました。

毎晩、飲みに行って、そこでラインなど交換したり名刺を配ったりして

お客さんがどんどん増えていました。

 

結果、そのスタッフもフリーランスになりましたが

完全にフリーランス向きでしたね。

 

僕は、真似しませんでしたが。(笑)

 

今回の内容の関連記事はこちらです

『美容師のフリーランス化が増えてきた』という話

美容師の働き方は本当に正社員でいいの?今後の働き方とは

ホットペッパービューティーのブログと個人のブログはどっちが大事?【相談】

【本音】美容師はブログをするべきか?インスタなどのSNSは?

美容師って雑誌や漫画以外の本読むの?絶対に読んだ方がいい理由

 

では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!