こんにちは!コウキです。
今回は『自分だけ練習(カリキュラム)の進みが遅い…』と感じている美容師アシスタントさんに向けてのお話になります。
アシスタントの同期がいると、切磋琢磨し、お互いライバル心をもって練習に取り組めますが
ポンポンと同じスピードで進むコトはまずないです。
そこで、もしあなたのカリキュラムの進みが1番遅いのであれば
『同期の中で1番進みが遅い…』
『なんで自分だけ合格がもらえないのか…』
『もしかして才能ない…?』
と考えるようになってきます。
そんな方は、この記事を読んで頂きたいです。
それでは早速見ていきましょう。
1番練習を頑張っているのに、1番進みが遅い?
『同期の中で1番頑張っているのに…』
そう思う人も多いと思います。
ですが、正直な話
頑張っているのは、みんな一緒です。
もしかしたら、同期みんな
『自分が1番頑張っている』
と思っているかもしれません。
大事なのは、どのように練習を頑張っているか?
という事です。
単なる練習の【時間】だけで考えない方が良いです。
確かに、
練習時間が人一倍あることは、技術も付きやすいです。
が、練習の【質】ももっと大事になってきます。
きちんと集中して練習する…
それは当たり前の事ですが
まず練習段階としては
自分の感性やオリジナリティは、いりません。
合格をもらっていない練習の内容については
【理論】【基本】に尽きます。
合格の基準点に関しては
感性だのオリジナリティだのは一旦排除し
いかに基本に忠実にできているか…
という事を見ています。
要するに、理論をしっかり理解し、基本に忠実なスタイルを創る事だけに集中するコトが大切です。
進みが早い人は、それをわかっています。
『もっとこうしたら可愛いな』
というアレンジを加えようとする考えは、今のレベルでは必要ありません。
合格をもらってから好きにアレンジしたり、オリジナリティを出していきましょう。
センスがあるのに、なぜか合格がなかなかもらえず
周りがどんどん進んでいく…
こんな原因があるかもしれませんね。
『才能がない…?』と感じている方へ
何に対して『才能がない…』と感じるのか?
まだアシスタントのうちは、お客さんを一人で担当する事はできませんね。
だとしたら、やはり1番多い悩みは
【カリキュラムが進むスピード】
ですよね。
これに悩みを抱え
『才能がないかも…』
と感じます。
…が、技術はハッキリいって練習していけば誰でも上手くなります。
アシスタントのうちに才能がどうとかわかりません。
スタイリストになって、経験を積んでいくうちに
指名数とか売り上げとか付きまとってくるので
そこで初めて『才能が…』と悩むのは百歩譲って許せるとして
アシスタントで技術の練習中に『才能が…』というのは、いくらなんでも早すぎます。
強いて言うなら
『負けん気で練習して、早くスタイリストになってやろう!』
と【思う才能】はないかもしれませんね。
しかしこれも、才能のせいにしてはいけません。
もし本当に才能がないというのであれば
他の人の3倍、練習時間を増やしましょう。
ただし、先程お伝えした【理論】と【基本】をしっかり意識した上で【3倍】の練習量です。
『そんなの無理』
と思うようであれば仕方がありません。
そして3倍練習してもダメであれば特別に『才能が…』と悩んで良いです。
大体他の人の3倍練習すれば、少なくとも他の人のレベルくらいにはなりますから。
2倍では少ないです。
4倍は流石に、時間的に無理です。
(3倍の場合、他の人が、1日2時間練習するなら、あなたは1日6時間の練習。
4倍で考えると1日8時間の練習になってしまうので。
これは、さすがに論理的に時間が足りません。
適当なコトは言いません。
時間だけで見ると
3倍が限界です。)
スタイリストになるまでの早さは関係ない
スタイリストに早くなれたからと言って
スタイリストになってからの成績が良いとは限りません。
逆に、
スタイリストになるのが遅かったとしても
スタイリストになってからの成績が悪いとも限りません。
あくまで、基本に忠実にできているか?
という試験を合格してスタイリストになっただけなので
そこから、とうとう感性やオリジナリティを存分に出すのです。
そういった意味での【才能】が問われます。
そして、人対人なので
当然、技術だけではなく【接客】も問われます。
『いつまでもアシスタントをやっているから、苦労してスタイリストになっても、指名や売り上げは伸びないんじゃないか…?』
そんな事は全く関係ありません。
余計なコトは考えずに、今はどのように練習をし、
どれだけカリキュラムを進められるか…
これだけを考えましょう!
まとめ
・練習は【時間】もそうだが【質】も大事
・質とは【理論】や【基本】をしっかりと捉えているか?
・『才能がない』と感じている場合は、人の3倍練習。
もちろん、質も意識して
・そもそも『才能がない』と考えるのが早すぎる
・スタイリストになるまでのスピードは、スタイリストになってからの成績に一切関係ない
という事になります。
もし、あなたが
『進みが遅い』
『才能がない』
というように考えているのであれば、
それは、いらない考えなので、まずは練習しましょう!
とにかく【考え】【手を動かす】
練習の段階では【基本】【理論】に尽きます。
頑張って、スタイリストになり、自分のセンスを爆発させて下さいね!
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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
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