美容室でのシャンプー中に、顔にかけるガーゼの本当の理由とは?

美容室でのシャンプーガーゼ

こんにちは!コウキです。

今回は『美容室でのシャンプー中に、顔にかけるガーゼの本当の理由とは?』という事についてお話していきます。

 

美容室でのシャンプー時、顔に【ガーゼ】ってかけられますよね?

 

『アレ、なんなん?』

って思う方も少なくはないみたいです。

何の為に顔にガーゼをしているのか?

 

また、

ガーゼを嫌がる人もいますし、

そもそもガーゼをかけない美容室も、実は増えてきました。

 

では、その違いは何なのか?

美容師もあまり深く考えないであろう、ガーゼの本当の目的とは…?

 

それでは早速見ていきましょう。

顔ガーゼの本当の理由

そもそも、あのシャンプー時に顔にかけるガーゼは

【フェイスガーゼ】

と呼ばれています。

 

まぁ、そのままのネーミングですね。

 

これ、多くの方は

『シャンプー中の、水や泡が顔にかからない為』

だと思っています。

 

美容師もおそらく、そう思っています。

 

何の為なのかって、習わないし、気にもならないと思います。

 

ただ、シャンプーにフェイスガーゼ使う

って当たり前のように感じていると思います。

 

これの本当の目的は

【お客さんにリラックスしてもらう為】

なんです。

 

シャンプー中というのは、

体も横になって、髪もいじられ、マッサージみたいな感覚でとても気持ちいいものです。

 

しかし、

横になって目を閉じている姿が『恥ずかしい!』と感じる方も多いです。

 

そんな方の為に、

フェイスガーゼで顔を隠して、さらにリラックスしてもらおう!

という事なんですね。

 

実際、フェイスガーゼがないと、

目を閉じるのも恥ずかしいし

目を空けていても、目線をどこに向けていいかわからないし

美容師と目が合って気まずいし…

という事になり、とてもリラックスできません。

 

このガーゼが一枚あるだけで、

あなたのリラックス度はグン!と上がりますからね。

 

ちなみに、顔に水や泡がかからない為…

でもあるのですが、このガーゼがなくても、

お客さんの顔に水や泡がかかる事は、ほぼありません。

 

フェイスガーゼを嫌がる人もいる?

フェイスガーゼを嫌がる方もいます。

 

・化粧が崩れる

・付けまつげが気になる

・カサカサして痒い

・何だか息苦しい

 

他にも

・ズレてきてメンドクサイ

・チラっと隙間から、美容師の顔が見えるのが気まずい

等など、意外と嫌がっている方もいます。

 

最初から『ガーゼいらないです』

なんて言う方もいます。

 

もちろん、そのような方はガーゼなしでシャンプーします。

 

ほとんどの方は、ずっと目を閉じていますよ!

…まぁ、こっちは多少の気まずさもありますが。(笑)

 

最近の美容室は、フェイスガーゼがない?

最近の美容室はフェイスガーゼが元々ない…

なんて場合もあります。

 

というか増えています。

これはなぜか?

 

それは、

シャンプー台の形状が違うからです。

 

昔からあるシャンプーは

【サイドシャンプー】と言われ

 

・美容師がお客さんの頭の横に立つ

・シャンプーのシンクが壁についている

・イスが180℃いかないくらいまで倒れ、大体横になるような体勢

 

が特徴で、このシャンプー台の場合は、

ガッツリお客さんと美容師の目が合います。

なのでフェイスガーゼを必ず使用します。

 

一方、最近主流なのが

【バックシャンプー】と呼ばれるシャンプー台で

 

・美容師がお客さんの頭の後ろに立つ

・シャンプー台のシンクが床に付いている

・イスは上半身だけ倒れる

 

という特徴で、このシャンプー台の場合は

お客さんと美容師の目が合いません。

 

お客さんからしたら、美容師の顔が見えないんですね。

(ちなみに美容師からしたら、ちょっと見えます)

 

目線が合わないので、フェイスガーゼが必要なく、

バックシャンプーの場合は、フェイスガーゼを使用しません。

 

 

それと、最近よく見かけるのが

【フルフラットのシャンプー台】

YUMEシャンなどと呼ばれ、いわゆる高級シャンプー台とされています。

 

このシャンプー台は

・美容師がお客さんの頭の後ろに立つ
(美容師が座ってシャンプーもできる)

・シャンプー台のシンクは床についている

・イスはほぼ180℃倒れ、体が完全に横になって寝ている状態

 

という特徴で、先程の

サイドシャンプーとバックシャンプーのメリットを足したような感じですね。

 

しかもこのシャンプー台の場合は、

お客さんと美容師の目が合う事はありませんが、

完全に横になる為、フェイスガーゼを使用できるんです。

(バックシャンプーの場合は、ガーゼが落ちる可能性もあって、フェイスガーゼを使用しない)

 

なのでフルフラットシャンプーの場合の、フェイスガーゼの使用は、

美容師やお客さんの好みに合わせられるのです。

素晴らしいですね。

 

まとめ

・フェイスガーゼは、お客さんにリラックスしてもらう事が一番の理由

・フェイスガーゼを嫌がる方もいる
(このような場合は、フェイスガーゼなしでもシャンプー可能)

・最初からフェイスガーゼなしのシャンプー台もある
(バックシャンプー)

 

という事になります。

 

フェイスガーゼはリラックスしてもらう為だったんですね。

 

これ1枚あるかないかで、リラックス度は全然違います。

非常に大事な役割なんですね。

 

ちなみにシャンプー中は、寝ちゃっても全然大丈夫ですからね!

 

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!

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