【美容師の営業後】先輩や店長からの「飲みや食事の誘い」は断って大丈夫?

美容師の営業後 飲みの誘いを断る

こんにちは!コウキです。

今回は『営業後の、先輩や店長から「飲みや食事の誘い」は断っても大丈夫?』という事についてお話していきます。

 

こちらは、美容師アシスタントさんからご相談頂いた内容になります。

「本当は行きたくないんだよな…」

という方も多いはずですね。

 

しかし、上司からの誘いを断っていいのか?

我慢してでも行った方がいいのか?

逆に、行きたいけど本当に行ってしまっていいのか…?

 

美容師に関わらずどんな仕事でも、上司からの仕事後の飲みの誘いはあると思いますが

他業種の事情には突っ込めませんので、今回はあくまで「美容師」でのお話になります。

 

それでは早速見ていきましょう。

これはやはり難しい問題なんですよね…

まず前提なのですが、現在はコロナの影響で、遅い時間での飲みや食事はあまり良くないものとされています。

なので現在の状況においては、断ってしまって大丈夫ですし

それが正しいと思います。

 

ですが今回のテーマは

コロナ前での状況、または今現在の状況が回復してからの話とします。

(早く終息してほしいものですね)

 

では本題に入ります。

「飲みの誘いを断るか行くか」の問題は、やはりかなり難しい問題なんですよね。

 

結論としては

『断りすぎるのも良くないし、我慢して毎回行くのも良くない』

です。

 

しかしこれを言ってしまっては、答えになっていませんので

理由も見ていきましょう。

 

断りすぎるのも良くない!

断りすぎるのも良くありません。

先輩からの誘いを毎回断っていると、仕事が上手くいかなくなる場合があるからです。

 

ここで簡単に、先輩と飲みに行くことに関してのメリットと

毎回断ることで「どうなりやすいか」を見ていきます。

 

メリット

・サロン外で話すことにより、関係性が深まる

→お互い仕事がしやすくなる

 

・先輩に気に入ってもらえるので、出世が早まりやすい

→スタイリストデビューしやすい、お客様へ入客しやすいなど

 

・もっと先輩を好きになるかもしれない

→仕事のモチベーションが上がる

 

毎回断っていると…

・先輩から好かれないかも(もしくは嫌われる…)

→練習を見てもらう上での熱量が下がるかも

 

・融通が利かなくなるかも

→仲も良くなりにくいので、あなたの体調が悪い時や、希望休日の都合など
融通が利きにくい

 

・サロン内での居心地に影響

→あなただけ飲みに行かない…とかだと、他の同期や他のスタッフとの関係性も微妙になり、居心地が悪くなるかも

 

やはり、『毎回断る』という選択肢は

あまり賢いものではありません。

 

しかし、だからと言って『毎回行く』のも良くありません。

 

我慢して毎回行くのも良くない!

毎回誘いにのって飲みに行くのは、いくら「仕事をしやすくしたいから」と言っても

あなたの為になりません。

 

というのも、飲みに行く時間というのも

「あなたの貴重な時間」だからです。

 

飲みに行っている時間を、あなたの…

・趣味に費やす

・スタッフ以外の大切な人と過ごす時間に費やす

・練習に費やす

・なにか他の勉強に費やす

 

ことができるからです。

 

スタッフや先輩との仲を深めることも大事ですが

あなたのプライベートな時間も「貴重な時間」です。

 

美容師の仕事をする上で

美容師以外の知識や勉強というのも本当に大事なので

『本を読む』こともしてもらいたいです。

 

美容師の技術書やファッション誌、漫画などではありません。

詳しくは下の別記事もご覧ください。

美容師って雑誌や漫画以外の本読むの?絶対に読んだ方がいい理由

 

また、飲みの費用は

毎回「先輩のおごり」でしょうか?

それならまだ良いのですが、ほとんどの場合、そんなことありませんよね。

 

そのお金を、なにか他のことに使ってください。

 

断り方とポイント

毎回行くのは良くないことがわかりました。

でも断り方はどうすればいいのか?

 

参考までに、断り方一覧を載せておきます。

 

・『お金がなくて…』

→じゃあ奢るよ!と言える先輩はいるでしょうか?

もしそう言われても「申し訳ないから…」

いつも奢ってくれる先輩なら「いつも申し訳ないから…」でかわしましょう。

 

・『家族とご飯を食べる約束をしているから』

→家族を出されては、なかなか突っ込めませんからね。

毎回は使えませんが、タイミングを見て使えると思います。

 

・『もっと練習をしたいから』

→練習をしたい!と言っている後輩に対して、無理に飲みに誘う先輩はそうそういません。

 

・『実は今、本を読んでいて勉強中で…』

→帰ってテレビを観る、ドラマを観る、漫画を読む、ゲームをする…

よりはきちんとした断り方だと思います。

「勉強中」と聞くと、なかなか突っ込めません。

 

もちろん、全て毎回使える断り方ではありませんが

たまに飲みに行くことも大切ですからね。

 

月に2回くらい、最大に多くても週に1回くらいの飲みであれば

必要な飲みかと思います。

 

週に1回以上は多すぎますので、断りましょう。

週に1回でも充分すぎるほどですので。

 

そして、断る際のポイントですが

『また誘ってください!』

『今度また連れてってください!』

など、期待をさせるのがポイントです。

 

これらの一言があれば、先輩も悪い気はしません。

もちろんこれも、毎回使えるものではありませんので

折り合いを見て実際に飲みに行くのも大切です。

 

まとめ

・先輩からの飲みの誘いは、断り過ぎるのも毎回行くのも良くない

・飲みに行くことにより、仕事がしやすくなる
(断ることにより、仕事がしにくくなる)

・しかし毎回行くのは、あなたの貴重な時間をムダにしている
(他のことに使うべき)

・断り方も上手くなろう!

 

という事になります。

 

ちなみに自分がアシスタントの時、ある先輩との飲みは

全て自分か、アシスタントが奢ることになっていました。

おかしいですよね。

 

先輩に誘われたのに、先輩の分も

給料の低いこっちが全額出すなんて。

 

『練習を見てやってるから』

『自分もこうして育ったから』

だそうです。

 

その時は『そんなものか』と思っていましたが

薄々『おかしくないか?』と疑い、今となっては『最悪な先輩だった』と感じます。

 

話はそれましたが

断り方が上手くなるのも、世渡り的に大事なことなので

その点も頑張って上手くなりましょう!

 

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では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!