こんにちは!コウキです。
今回は『僕が美容師になって初めて【指名】をもらった話』をしていきます。
前回は『美容師は指名をもらうと嬉しいのか?』というお話をしていきましたが、
まず大前提として、僕は指名をもらうとめちゃくちゃ嬉しいです。
まぁ大多数の人は嬉しい事ですし、ましてや指名の少ない頃は死ぬ程嬉しいハズです。
前回の記事を書いていて、
初指名をもらった時の事を思い出して懐かしくなったので、今回のお話をさせて頂きます。
雑談ですが、聞いていただければ嬉しいです。
記念すべき初指名!
僕の記念すべき初指名は、
美容師アシスタント2年目の後半の頃の【カラーのみ】の指名でした。
シャンプー指名は1年目の頃から多々ありましたが、
僕がいたお店では、シャンプー指名はあくまで『シャンプー・ヘルプ』のみの、
担当スタイリストのヘルプにつく指名だったので
感覚的には『オマケの指名』みたいな感じで、そこまで意識はしていませんでした。
(もちろん嬉しい事は嬉しいです)
比べて、
僕が『初指名』と認識している『カラー指名』はどのように違うかと言うと、
そのお客さんを【最初から最後まで仕上げる】という事です。
つまり
最初のカウンセリングも自分一人でして
カラーの調合も自分でして
シャンプーももちろん
仕上げのドライ・ブローも
スタイリング剤を付けるのも
全部自分一人でするんです。
スタイリストの手伝いをする『シャンプー指名』とは感覚が全然違うんです。
とにかく緊張しました。
指名をもらった経緯
初めて僕を指名してくれたのは女性の【Yさん】でした。
最初は、お店に『指名なし』でトリートメントのみで来てくれて、
僕が入客したのがきっかけです。
トリートメントのみの入客も、もちろん
トリートメントのチョイスや
仕上げまで
全部自分一人でやります。
これも、もちろん緊張しました。
そして無事終了し、3週間後くらいにお店に予約の電話がありました。
(当時はまだネット予約がありませんでした)
その電話を僕が出たのですが、施術内容は『カラーのみ』
いつも通り指名を聞いたら…
Yさん『コウキさんで』
(正式には苗字が入ります)
僕『えっ!??はい!?』
予約で僕の名前が呼ばれるのが初なので、急に頭の中がパニックになりました。
僕『えっ…コウキって…前回トリートメントのみで担当した…あの…男で…あの…身長は180㎝くらいで…あの…
一応、もう一度担当者の名前をお伺いしてもよろしいでしょうか…?』
みたいな感じで、かなりクソみたいな電話対応でした。
しかもその後、なぜか電話を保留して、
パソコンで前回の担当が僕であるのか、お客さんの名前は間違っていないか…
などを確認しました。
Yさんからすれば完全に謎の保留です。
そして保留後…
僕『はい!担当はコウキという男性の者で本当によろしいですね!コウキは出勤してます!』
などと、この期に及んでワケのわからない事を言いました。
しかも、
なぜか『男性の』という単語が常に出ていました。
ちなみに僕は変わった苗字だし、他のスタッフで同じ苗字はいません。
ワケのわからない電話対応になってしまいましたが、とにかくめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
その日は当時流行っていた『mixi』に日記を書いた程です。
その後、Yさんとは…
Yさんは『カラーのみ』『トリートメントのみ』でずっと担当させて頂きました。
ちなみにアシスタントの頃なのでカットはまだできずに、
カットは店長に担当してもらっていました。
残念ながらYさんは外国の方との結婚を期に、今ではヨーロッパの方へ行ってしまいましたが、
忘れられないほど、超嬉しかった思い出でもありますし、
自分を成長させてくれたお客様だと感じています。
当時は、最後の合わせ鏡(よくある美容室で後ろを見せる為のやつ)も上手くできませんでしたからね…
正直、
僕の中ではこの『初指名』が美容師になって一番嬉しかった事です。
『美容師をやってて良かった!』
と思う場面はたくさんありますが、この初指名はやはり特別な感覚があります。
おそらく美容師全員が、初指名はめちゃくちゃ嬉しいと思います。
しかし、
だんだんと忘れていってしまう人もいるのかもしれません。
僕は、いつまでも忘れずにいようと思います。
…と、ただの雑談記事になってしまいましたが、想い出に浸りながらお話させて頂けて良かったです。
今回の内容の関連記事はこちらです
→【個人的な話】気付けばフリーランス美容師になって2年以上経ってた
→美容師が個人的に考える『良い美容室』と『悪い美容室』の違い
では最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
次の記事はこちらです
→美容師の指名料は、どのくらいお給料に反映されているの?【歩合】