こんにちは!コウキです。
今回は『美容室のネット予約や、ホームページで記載されている【歴】は美容師歴なのかスタイリスト歴なのか?』という事についてお話していきます。
おそらく大体の人が見ていて、参考にするであろう【歴】
しかし、
【美容師歴】と【スタイリスト歴】では、
スタイリストとしてのキャリアが変わってきます。
一体、どちらの情報が記載されているのか?
詳しく見ていきましょう。
【美容師歴】と【スタイリスト歴】って違うの?
これは、結構意味が変わってきます。
美容師は、誰もが最初に【アシスタント(下積み)】を経験します。
そのアシスタントでの業務や練習をこなしていって、
ようやく一人前と呼ばれる【スタイリスト】になり、
お客様のカットができるようになります。
その【スタイリスト】こそが
本当の意味での美容師のスタートラインだと捉える人が多いです。
なので、
スタイリストになってからの【スタイリスト歴】か
アシスタント時代も含めた【美容師歴】
かでは、
スタイリストとしてのキャリアが変わってくるのです。
では、ネット予約の際やホームページでは、どちらの【歴】を記載しているのでしょうか?
【歴】はあまり参考にならない?
実は、この【歴】の決め方は、
ハッキリとした決まりはなくて、
お店により【スタイリスト歴】を記載しているのか【美容師歴】を記載しているのか、わかりません。
同じスタイリストデビュー1年目でも、
きちんと【歴1年】としているお店もあれば
いきなり美容歴全体を表して【歴5年】
と記載しているお店もあります。
それに、アシスタント歴は関係なく、
『みんな【歴3年】からスタート!』
と決めているお店もあります。
そして何といっても、
実はこの【歴】は自分で調整できるのです。
なので、お客様を安心させる為に歴を多めに盛る人も多いです。
先程の【歴1年】スタートか
【歴5年】スタートかでの話でも分かりやすいです。
【歴1年】の人より【歴5年】の人の方が安心しませんか?
なので、
よほど厳しくルールがあるお店以外は、この歴は多めにしています。
あとネットでの【歴】は年を重ねる事に自動更新はされないです。
自分で調整するしか、歴が変わる事はありません。
なので、
いつまでも歴が変わらず、ずっと【歴10年】の人など多いんです。
【歴】を逆に、サバ読んでる人もいる?
大体の人は
【歴】を多めに設定すると伝えましたが、これはまだまだ若めの美容師の場合で、
年齢が徐々に上になってくると(40歳前後)逆に【歴】を減らす人も多いです。
これは【歴】から、おおよその年齢が予測できてしまうので、
例えば
【歴20年以上】となっていると、若いお客様の場合は
『結構、歳いってそうだなー…』
とキャリアというよりも、
話が合うかどうか、創るスタイルや感性が古くないかどうか…
その辺りを逆に『心配』してしまいます。
また、キャリアはあるほうがいいけど、
年齢的には『20後半~30後半くらいまでが良い』というお客様が多いです。
美容師として一番『油が乗っている時期』ですね。
キャリアや知識、感性など、幅広いお客様に対応できるし、柔軟性もありますから。
そのような理由で、
【歴】が多すぎると、逆に心配になるお客様もいるので、
本当は【歴20年以上】でも【歴15年】にしたりします。
また、本当は【歴15年】なのに【歴10年】としている人もいますし、
年齢はあまり関係なく、みんな【歴10年】で統一しているお店もあります。
…んー
歴10年、人気ですね(笑)
これらの理由から、少しは参考にしても良いけど、
『あまり鵜呑みにするのは良くない』
と思います。
もちろん大幅な『サバ読み』はないとは思いますが、
(10年単位でのサバ読みなど)
【歴3年】【歴5年】と記載されていても、
【スタイリスト歴1年】の可能性もあるという事です。
まとめ
・美容師歴=スタイリスト歴ではない
・若い美容師は【歴】を多くサバ読みする可能性がある
・逆に年齢が上の美容師は【歴】を少なく記載する可能性も高い
・以上のコトから、あくまで『目安』に参考程度に決めると良い
という事になります。
この【歴】とは自分で決めれちゃうんですね。
自動更新されるわけでもないので、
ずっとその【歴】から変えてない美容師も多いです。
あくまで、一つの目安として、決めて下さいね!
今回の内容の関連記事はこちらです
→【意外と気になる】『歴10年』って記載している美容師の年齢は?
→【美容師の謎のランク】ディレクターとは?店長より上なの?下なの?
では今回も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!!
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